tacoms開発組織の雰囲気について〜楽しい組織を目指して三千里😆〜
はじめに
tacomsでCTOをしている井上です!
tacomsは飲食店向けSaaSである 「Camel」 を提供しているスタートアップになります。2020年のコロナ禍からプロダクト開発を始め約4年ほど経過し、導入店舗数は8000店舗以上に拡大してきました。
ここ数年、CTOとしてどんな組織にしていきたいか考える中で、紆余曲折ありながらも自分の作りたい組織の方向性に沿って採用やチーム作りを進めてきた結果、カルチャーの特色が出てきたかなと感じております。
この記事ではエントランスブックやHPのみでは伝わりづらいチームの特徴や雰囲気などを様々な側面から質問形式でご紹介していきます!
ps
タイトルは既視感のある感じかもしれませんが、別に何かを訪ねようとしている訳ではありません🥹
ただ面白いタイトルを考えてたら文字がハマっただけです(笑)
Q. 開発組織の規模やメンバーのバックグラウンドは?
メンバーの人数や平均年齢
2024年8月時点で正社員+業務委託合わせて15名ほどの開発チームでして、平均年齢は30歳ぐらい、一番多いのは30代前半〜中盤の方となっております!
メンバーが過去在籍していた企業
メンバーの前職に関してですが、メガベンチャーやレイターステージ〜ポストIPOぐらいのスタートアップ出身の方が多くなってきました!
以下はメンバーが過去在籍していた企業の一例です👏
- 株式会社サイバーエージェント
- 楽天グループ株式会社
- 株式会社ZOZO
- 合同会社DMM.com
- レンティオ株式会社
- 株式会社ヤプリ
- 株式会社サイカ
Q. 開発チームの雰囲気や特徴はどんな感じですか?
CTOの自分自身は元々野球部出身で、おしゃべりということもあり、チーム全体的に明るい雰囲気という特徴があるかなと思います(笑)
文章だと伝わりづらいので、エンジニア全体でMTGしてる時の写真を貼っておきます!!
特徴1)学生企業のスタートアップだけど30代の方多め 🤩
tacomsという会社は学生が立ち上げた企業でして、CTOである井上も比較的若めではあるのですが、現在チームの大半は30代となっており、何なら井上が開発チームの中で一番年下という変わった構成になっております(笑)
tacomsが初期フェーズの頃は20代前半の方々にお世話になりましたが、スタートアップとして成長していくためにはこのままじゃいけないという思いから、経験豊富なメンバーの採用を進めたという経緯があります。
トップが若いということもあり、年齢や経験に関係なくフラットに議論できるチームになったことは結果的に非常に良かったなと思ってます。。!!
特徴2)エンジニア以外の職を経験してる人多め 🤲
これは完全に結果論ではあるのですが、、、、(笑)
採用活動の中でコミュニケーションを非常に大事にした結果、エンジニア以外の職業を経験してるメンバーが比較的多いチームとなっております!
- 自衛隊のパイロット
- 営業
- 人事
- 元飲食店スタッフ
- 元料理人
特徴3)国内/海外からのフルリモートだけど仲良さげ 🕺
tacomsのエンジニアチームは完全にフルリモートでして、日本全国のみならず海外からリモートしてるエンジニアも在籍しています!
メンバーの居住地は国内だと東京、神奈川、埼玉、静岡、福岡、高知、佐賀など非常に様々ですし、海外においてもインドやカナダからリモートしてるメンバーも在籍中です!
フルリモートだと、プライベートな話をする機会も少なくなりがちかなと思うのですが、今のメンバーは日々のMTG終わりなどに自然と雑談してるらしく、メンバーのプライベートなところまで知っていたりします(笑)
なお、1ヶ月に1回は全社会という全社員が集まる会を開催しており、フルリモートのメンバーも出社いただいて全員で顔を合わせる機会を設けています!
全社会の構成は各チームの成果発表と懇親会という2部構成になっており、懇親会では全員でお酒を飲んだり、お客さんのお店でデリバリー注文を頼んで食事しながら、全チームで交流を深めております!
直近でも全社会+懇親会を開催したのですが、その時は京樽さん、クリスピークリームドーナツさん、びっくりドンキーさんの店舗などでデリバリー注文を頼み全員で美味しくいただきました😋
特徴4)業務委託と正社員の垣根ZERO 0️⃣
業務委託の方であっても、正社員の方と同じように事業にコミットする気持ちで働いていただきたいと考えているため、境界線を引くようなことは現状していないです。今在籍しているメンバーも業務委託であったとしても正社員と変わらない働き方やマインドを持っている方が多く非常に頼もしいなあと感じております。
垣根ないエピソードを1つ挙げるとすると、先ほど説明した全社会は業務委託の方も全員招待してまして、参加いただく方も多いです! (もちろんその分の時給はお支払いしてますよ😉)
特徴5)採用活動に積極参加 🏃♂️
カルチャーを大事に組織を作っていく上では言うまでもなく採用はめちゃくちゃ重要ですよね。tacomsでは業務委託・正社員関わらず面接に参加してもらい一緒に働くかもしれないメンバー候補の方へ質問していただいております。
なお、フルスタックエンジニアポジションの二次選考ではエンジニアメンバー3名〜4で面接したりするので、候補者に負担をかけないよう、氷が完全に溶けるぐらいアイスブレイクを頑張るようにしてます(笑)
Q. チームのコミュニケーションってどんな感じですか?
Slackでは絵文字やスタンプが多い
Slackの会話では語尾がキツくならないように以下のような絵文字をつけたりビックリマークをつける人が多いです! (例えばこんな絵文字🙏🙇♂️👏🎉👍)
会社として明示的にこうしてねというルールを作っている訳ではないのですが、メンバーの皆さんが自然と実践してくれていて日々嬉しいなあと感じてます。
Slackのスタンプもユニークで面白いものが多く、全員が思い思いのスタンプを追加しています!!
国民的人気キャラクター、国民的人気アニメのモブキャラ、某テレビ局のお天気系ゆるキャラ、某人気カードゲームのキャラクター等々、バラエティ豊かなスタンプが並んでいます(笑)
以下は、実際のスタンプの切り取り画像なのですが著作権の兼ね合いでほとんど隠さないといけなくなりました😇
社内で使われてるSlackスタンプに関してはエンジニアの田所さんが集計してくれました!
結果ネコミームが多く使われてるらしいです(笑)
テキストが長くなりそうならすぐhuddle文化
フルリモートだとMTG以外は基本テキストコミュニケーションになるかなと思います。基本的にはテキストだけで済ませた方が効率が良いのですが、複雑な課題に対して説明するときは会話した方が圧倒的に早いことの方が多いと思います。
チーム全員が頻繁にhuddleを活用しており、メンバーも声を掛けやすい人が多いのでテキストが長くなりそうだったらすぐにhuddleしようねという文化になっております!
プルリクエスト上の会話でも相手へ配慮を忘れない
GithubのPRはレビューという性質上、相手への配慮が欠けたコメントをすると相手が傷ついてしまうかもしれません。メンバーそれぞれ絵文字を使ったり、Github上のリアクション機能を使ったりLGTMの画像を工夫したりと、様々な配慮をしています!
Q. 良い所ばかりじゃないですよね。。。? 組織課題はどの辺りですか??
当然ですが、どこの組織も完璧ではなく良い面があれば悪い面もあるかなと思います。
組織で発生してる課題で言うと例えば以下のようなものが存在しており、組織が拡大する中で徐々に顕在化してきているので、今後へ向けてしっかり対応していきたいなと感じてます💪
- huddleなどが増えた結果MTGが多くなりがち
-->> 知らず知らずのうちに開発生産性を落としてる可能性も?? - 雑談でMTGがちょっと伸びがち
-->> 自然に雑談出来るチームなのは非常に良いことだけど、、、塩梅は難しい。。。 - 採用広報はまだまだ課題あり社外への発信が活発に出来てる訳ではない
-->> 採用広報はまだまだチームでも取り組めてないところ。より一層力入れていきたい!! - チーム外メンバーとのコミュニケーションが減ってきている
-->> 人が増えてきてチームが分割されるようになってきており、現在SRE入れて3チームの体制。チーム外メンバーとのコミュニケーションは徐々に減り課題の声も上がってきている
まとめ
開発組織の雰囲気を外部へお伝えするのは中々難しいという課題感から言語化して記事にしてみました!
自分自身、メンバー全員のストレスが限りなく少なくパフォーマンスを100%発揮できる組織を作るためには、常にコミュニケーションを重視する組織であるべきだなという考えで組織を作ってきました。
働いてる時間は人生の大半なので、その時間がつまらなかったりストレスを抱える時間であってほしくないなと常に感じております。。。!!
組織規模が拡大する中でこのカルチャーを維持していくためには、これからtacomsに入社いただく方々がカルチャーを伝導していただく必要があると考えております!
この記事で紹介したカルチャーに共感してくれた方、少しでも興味持っていただいた方、まずはカジュアルにお話ししましょう👏👏
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