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フリーランスエンジニアは成長できないのか?

2024/01/22に公開1

こんにちは、Webエンジニアのみやと申します〜。
現在Webエンジニア5年目の個人事業主なのですが、最近タイトルの内容で色々考えることがあったので、思考整理も兼ねて思ったことをつらつら書きたいと思います。

自分の経歴

  • 教育系のWebサービスのエンジニアとしてキャリアスタート。この時インターンの契約が業務委託だったのでそのまま個人事業主になる
  • その後も業務委託で正社員契約しないまま、4社ほど経験し今に至る
  • 現在は2社で働いており、月水金人材の会社、火木エンタメの会社という形で働いている

複数社で働いて感じたこと

ここのところいわゆるパラレルワーク的な働き方をしていました。
いろんな会社の開発スタイルが見れる、ライトに参画できる等のメリットはある一方、「任せることができるタスクが限られる」というデメリットが想像以上に大きいなと感じました。

業務委託と正社員の差とはなんなのか

「週5で働くのであれば本質的な違いはない」というのが私の意見なのですが、雇う側からするとどうやらそうではないらしいです。
というのも、正社員と業務委託では「定着率が違うから」というのが大きい気がします。
正社員だからすぐ辞めないとは限らないが、業務委託は組織に定着しない可能性が高いと思われているんだなという印象を受けました。

それによる弊害とは

ざっくりいうと雇う側は「業務委託は定着率が低いので、教育コストや成長コストはかけられないよ。」ってスタンスになります。
これが「フリーランスが成長できない」という理由だと考えています。
教育といっても、何か教えてくれというわけではないんですが、「成長機会やストレッチゾーンに恵まれない」という状況に陥ります。
たとえば「長期的なプロジェクトのアサイン」「プレイヤーロールから管理ロールに染み出した役割」などは定着率の低い業務委託には任せられないといった形です。
これによって、ジュニアレベルからフリーランスになって長年過ごした時「プレイヤーとしてのスキルが高いわけでもなく、管理職ができるわけでもない中堅プレイヤー」みたいな立ち位置になってしまう恐れがあります。

どうすればいいのか

ジュニアエンジニアはフリーランスだと実力が頭打ちになる可能性があるので、能力カンストしてる以外のエンジニアは正社員で働く方が成長できそうという結論に至りました。
もちろん、会社によっては業務委託でも「長期的なプロジェクトのアサイン」「プレイヤーロールから管理ロールに染み出した役割」を任せてくれると思うので、そういう会社で働く場合は「週5の業務委託」でもいいと思います。

まとめ

実務経験年数3年以降のエンジニアは「スペシャリスト」を目指すのか「マネジメントロールに染み出していくのか」というあるあるな問題にぶち当たると思いますが、その時にフリーランスだと後者の役割は経験させてもらえない可能性が高いです。
なので特に「マネジメントロールに染み出したい」エンジニアは正社員になった方が良さそうだなぁと感じた次第です。

Discussion

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加筆

フリーランスエンジニアだとスキル伸びないという壁にぶち当たったものの、色んな会社見て何が自分に合うかチューニングできた感はあります!
フリーランスエンジニアはあまりよくないという書き方になってしまってますが、
キャリア選択をアジャイルで進めるという点では20代をフリーランスで過ごして良かったと思っています。