友人との開発を振り返って良かったこと・良くなかったこと3選
はじめに
個人だけではなく友人(ネッ友と会社の同期)と一緒に小さいものを開発してみたことがあります。一人だとモチベーションの維持が難しく、また技術的に詰まってしまうことが多々あります。飽きてやめてしまうこともあります。
誰かと一緒にできたら楽しく続けられるだろうなーという単純な動機で声をかけてみて、一緒にやりたいとのことだったのでやってみました。結果色々思うところがあったので、同じく誰かと一緒に開発しようとしている方の参考になればと思い書いてみました。
結論
共同開発って楽しいけど…一人で開発した方がいいなー。
良かったこと
当然のことしか書いていないので不要な方は飛ばしてください。
楽しい!!
あーでもない、こーでもない、みたいに話しながら仲のいい人と一緒に作業するのは楽しいですよね。
技術的ハードルが下がる
単純に脳みそが2つになるのでその分難しいことに挑戦できます。私個人で開発するときは、基本的に新しいものを1つ2つくらいしか取り入れません。過去一緒に作業したときは3つ4つくらい取り入れて開発していました。心配でしたが実装しきることができました。
刺激になる
ネッ友も同期もどれくらいのレベル感の人なのか全く知りませんでした。私の方が知っていることもあり相方の方が知っていることもあり、たくさん刺激を受けました。
その場だけではなくその後の個人開発のモチベーションにもつながります。
良くなかったこと
ドキュメントが正しくなかった
雑談ついでに相談することが多く、特に同期とは当時社内での座席が真後ろだったため、昼休みや定時後に相談をして帰宅後作業といった流れがほとんどでした。相談の内容が基本大きくないこともあり、設計書へ反映されずに齟齬が発生しました。
その後は社内で相談をすると設計書への反映まで時間があり漏れやすいので、帰宅後にメッセージ等でやり取りをする流れになりました。
思ったように技術習得できなかった
作業の分担次第で発生してしまう問題ですが、技術レベルで作業分けたことにより発生してしまいました。
NextAuth
を私が担当して、相方がStorybook
導入を担当したことがありました。学習がメインではなく、完成させることがメインだったため、相方はNextAuth
について理解せず、私もStorybook
について理解せず作業が進んでいきました。何か問題があっても担当していた方が作業をすればよくて、担当していない方は知らなくても作業が進められてしまうためです。
そのため一人の時よりも多くの技術を使ってはいるものの、実態として半分くらいはよくわからないままになってしまっていました。今思えばですが、規模自体大きくないのに自分達が作ったものがよくわかっていないのは無責任だなと感じます。
熱量・作業時間の違いを感じた
最もキツかったところです。
業後のプライベートな時間を使うわけですから、作業できる時間や量が違うことは当然ながらあります。予定が立て込んでいてそもそも時間が作れないことだってあります。多少であれば全く問題ないのですが、これが続くと「あいつはやる気あるのか?」と思ってしまいます(申し訳ないことに思ってしまいました)。こう思ってしまう自分が嫌になりました。また、こう考えてしまうことが自分自身も縛ってしまって、逆に思われないようにある程度やらないと…という気持ちになりました。
この問題解決にコアタイム導入を考えましたが、これをやると仕事になってしまい、やりたくなくなってしまうのではないかと思い導入しませんでした。
共同開発される方はここのすり合わせをきちんとしないと、私と同じ目にあってしまうかもしれません。
おわりに
良かったところ・良くなかったところ共にまだありますが、簡単に3つずつ出してみました。結論に簡単に書きましたが、一人の開発の方が自由で気持ち的な負担も小さくていいなと思い、そこから一人で作業しています。
同じ作業をせずとも、同じ空間でそれぞれ別の作業をして必要に応じて相談するくらいがちょうどいいかなと思いました。
参考になりましたら幸いです。
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