新人さんに身につけてほしい3つのこと
はじめに
半年ちょっと程OJT担当者兼メンターをやりました。後輩に対して伝えていた、早いうちにできるようになってほしいことを3つ記載します。あくまでも私の考えなので他にもっと大切なことがあるかもしれません。
来年度の新人さんの参考になればと思います。
報連相
こちらから聞かないとどんな状況か教えてくれなかったり、整理しきれておらず何を言っているのか今一つ理解できないケースが多く感じます。
どうすればいいの?
まずはとにかくやる
最初はできていなくて当然です。慣れの問題なのでどんどんやりましょう。
習慣づけることが大切です。
まとめ方を意識をする
慣れてきて自発的にできるようになったら、まとめ方(結論先出など)を意識しましょう。先輩方は大体うまいことまとめて話したり、文字にしたりしていると思うので真似をすると良いと思います。また、メッセージや説明のまとめ方のテンプレート的なものを作成して、それに当てはめる方法も良いと思います。
スケジュール管理
スケジュール管理ができないエンジニア嫌がられますし、信頼関係にも関わってきます。
どうすればいいの?
時間を意識をする
どのように作業を進めるのか、どのタイミングで報連相をするのかなど、まずは意識することが大切です。新人の内は気づいたら時間が過ぎていた、のようなケースが多く感じます。必要に応じてタイマー的な機能を使ってみても良いと思います。
タスクを細かく分解する
例えば「~APIを実装する」ではなく、以下のようにいくつかに分解したほうがよいです。
・「パラメータチェックを実装する」
・「~処理を実装する」
・「~~のテストコードを実装する」
「~APIを実装する」としてもその中にどのような作業があり、それぞれどれくらい時間がかかるか見えていないことが多いです。故に多く時間を使ってしまい遅延してしまいます。なのでまずは見える化しましょう。
その日のうちに記録をつける
何かしらでスケジュールを管理していると思うので、必ずその日のうちに記録を付けてください。時間が空くほど作業時間や内容が正確でなくなってきます。作業時間と内容は共に下記の振り返りで使用したいので正確であるほどよいです。また、次回以降同様の作業が発生した時の参考にもなるので、やはり正確であるほどよいです。
振り返る
必須です。ここは先輩社員含めてやりましょう。
上手くできたこと、できなかったことはもちろん、WBSなどを使って各作業の予実や内容についても見てみてください。
エラー対応
実装とエラー対応は表裏一体です。両方できなければ独り立ちすることはできません。
どうすればいいの?
挑戦する
最初の内はよくわからない英語だらけで嫌になりますし、どうせ考えてもわからないだろうと思うかもしれません(私はそう思っていました)。ですが、必ず可能な範囲で時間をかけてみてください。考えるのを放棄するのはNGです。
だいたいエラーは内容をちゃんと見れば「どこで」「何の」エラーが発生しているのか書いてあります。しかし、時間を使いすぎないように注意してください。ここで考えすぎてしまうとスケジュールがずれてしまいます。
おわりに
新人の頃は色々できないことが多いですが大丈夫です。少なくとも当時の私はできませんでした。一つ一つ気を付けて実行して、できなかったことを反省していくことで身についてきます。教えていた後輩君もできるようになってきています。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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