Gitメモ
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pruneについて
回答 GPT-4o
git fetch --prune
と git remote prune origin
の違い
git fetch --prune
と git remote prune origin
はどちらも不要なリモート追跡ブランチを削除するために使いますが、いくつかの違いがあります。
git fetch --prune
1. - 動作: リモートリポジトリから最新の情報をフェッチしつつ、リモートで削除されたブランチをローカルのリモート追跡ブランチからも削除します。
-
主な使い方: 通常の
git fetch
に追加して、リモートで削除されたブランチも整理(削除)する場合に使います。 -
影響範囲: 指定したリモートリポジトリ(
origin
など)から最新の変更を取得すると同時に、そのリモートに対応するローカルの不要な追跡ブランチも削除します。
コマンド例:
git fetch --prune
- 用途: 一度にリモートの情報をフェッチしながら、削除された追跡ブランチを整理します。
- 実行結果: リモートの最新の情報がローカルに反映され、ローカルに残っている不要なリモート追跡ブランチが削除されます。
git remote prune origin
2. -
動作: 指定したリモートリポジトリ(
origin
など)に関連するローカルのリモート追跡ブランチだけを整理しますが、新しいリモートブランチやコミットなどはフェッチしません。 - 主な使い方: リモートで削除されたブランチだけをローカルの追跡ブランチから削除する場合に使用します。
-
影響範囲: そのリモートリポジトリ(例えば
origin
)の追跡ブランチのみを対象にして整理します。
コマンド例:
git remote prune origin
- 用途: 新しい情報を取得する必要はなく、リモートで削除されたブランチを整理するだけで良い場合に使います。
-
実行結果:
origin
に関連するローカルの不要なリモート追跡ブランチが削除されますが、リモートの新しいブランチや変更はフェッチされません。
違いのまとめ:
-
git fetch --prune
: リモートリポジトリから最新の情報をフェッチしつつ、不要なリモート追跡ブランチを削除します。通常のフェッチに整理作業が追加される形です。 -
git remote prune origin
: ただリモートで削除された追跡ブランチを整理するだけで、新しいブランチやコミットはフェッチしません。整理作業のみを行います。
どちらを使うかは、フェッチも含めて最新のリモート情報を取得したい場合は git fetch --prune
を、単に整理だけをしたい場合は git remote prune origin
を使うと良いです。
git remote update origin --prune
と git remote prune origin
の違い
git remote update origin --prune
と git remote prune origin
はどちらもリモート追跡ブランチを整理するためのコマンドですが、いくつかの違いがあります。
git remote update origin --prune
1. -
動作: リモート
origin
のすべてのリモート追跡ブランチを更新します。さらに、--prune
オプションを付けることで、リモートで削除されたブランチをローカルからも削除します。 - 主な使い方: リモートのブランチ情報を更新しながら、リモートで削除されたブランチを整理する場合に使います。つまり、フェッチと整理の両方を一度に行います。
-
影響範囲: 指定したリモート(
origin
)に対して、すべてのブランチ情報を更新し、不要な追跡ブランチを削除します。
コマンド例:
git remote update origin --prune
- 用途: リモートリポジトリのブランチをすべて更新しつつ、不要な追跡ブランチを整理する場合。
- 実行結果: リモートのすべてのブランチが更新され、削除されたブランチはローカルからも削除されます。
git remote prune origin
2. -
動作: 指定したリモート
origin
に関連するローカルの追跡ブランチを整理します。リモートで削除されたブランチをローカルから削除するだけで、新しいブランチや変更はフェッチしません。 - 主な使い方: リモートで削除されたブランチだけをローカルから整理したい場合に使用します。
-
影響範囲: 指定したリモート(
origin
)に対して、削除された追跡ブランチだけを削除しますが、新しいブランチや変更は更新されません。
コマンド例:
git remote prune origin
- 用途: フェッチやブランチ情報の更新は不要で、リモートで削除された追跡ブランチだけを整理したい場合。
- 実行結果: リモートで削除されたブランチがローカルの追跡ブランチから削除されますが、リモートの新しい情報は取得されません。
違いのまとめ:
-
git remote update origin --prune
:- リモートのすべてのブランチ情報を更新します(フェッチも含む)。
-
--prune
によりリモートで削除されたブランチを整理します。 - 使いどころ: リモートの情報を最新に保ちつつ、不要なブランチも整理したい場合。
-
git remote prune origin
:- 削除されたリモート追跡ブランチをローカルから削除するだけ。
- リモートの情報を更新(フェッチ)することはありません。
- 使いどころ: 単に不要なリモート追跡ブランチを整理したい場合。
簡単に言うと、git remote update origin --prune
はフェッチ+整理、git remote prune origin
は整理だけを行うコマンドです。
Git Tagging Overview
1. Lightweight Tag
- Create a lightweight tag:
git tag v1.0.0
- Stored in
.git/refs/tags
.
2. Annotated Tag
- Create an annotated tag:
git tag -a v1.0.0 -m "Version 1.0.0"
- Stored in:
.git/refs/tags
.git/objects
- Contains additional information:
- Tag message
- Tag author and date
3. Git Objects
- Git has four types of objects:
- Blobs
- Trees
- Commits
- Annotated Tags
4. Tag Operations
List Tags
- View all tags:
git tag
Verify a Specific Tag
- Check a specific tag:
git tag -v <tag_name>
View Tag Hash
- Display the hash of a tag:
cat .git/refs/tags/v1.0.0
- Show detailed information:
git cat-file -p <hash>
5. Pushing Tags to Remote
- Push all tags to the remote:
git push --tags
- Push a specific tag:
git push origin <tag_name>
- Note: Pushing tags does not push commits.
revert
git revert HEAD
は、最新のコミットを取り消すためのコマンドです。ただし、「取り消す」と言っても、コミットそのものを削除するわけではなく、元のコミットを打ち消す新しいコミットを作成します。
コマンド実行の結果:
- 最新のコミットの変更内容が打ち消された新しいコミットが作成されます。
- 例:
A -- B -- C (HEAD) # ここで git revert HEAD を実行 A -- B -- C -- C' # C を打ち消す C' コミットが作成される
注意点:
-
git revert
は、新しいコミットを作るため、履歴が残ることが特徴です。 - 取り消しではなく、完全に削除したい場合は
git reset
などを使用しますが、これは慎重に扱う必要があります。
直前のコミットから3つ前のコミットまでをrevertしたい
コマンド例
git revert HEAD~3..HEAD
解説
-
HEAD~3..HEAD
:- この範囲指定は「3つ前のコミット(
HEAD~3
)から最新のコミット(HEAD
)まで」を指定します。 - 範囲は 先頭のコミットを含み、末尾のコミットも含む(inclusive range)形で解釈されます。
- この範囲指定は「3つ前のコミット(
-
git revert
の挙動:- 指定した範囲内のコミットが順番に1つずつ打ち消される新しいコミットが作成されます。
- 例:この状態で
A -- B -- C -- D (HEAD)
git revert HEAD~3..HEAD
を実行すると:A -- B -- C -- D -- D' -- C' -- B'
注意点
-
競合の可能性:
-
範囲内のコミットが互いに依存している場合、
revert
の途中で競合が発生する可能性があります。その際は手動で解決が必要です。 -
競合が発生した場合は手動で解決し、以下のコマンドで続行します:
git revert --continue
-
-
コミットメッセージの扱い:
- デフォルトでは、各コミットを打ち消すたびにコミットメッセージを編集するよう求められます。
- 編集せずに進めたい場合は
--no-edit
を付けます。git revert HEAD~3..HEAD --no-edit
-
1つずつ手動で確認しながら取り消したい場合:
- 範囲を指定せず、個別に1つずつ取り消します。
git revert HEAD git revert HEAD~1 git revert HEAD~2
- 範囲を指定せず、個別に1つずつ取り消します。
reabse
git rebase -i
(インタラクティブリベース)は、コミット履歴を柔軟に編集するための強力なコマンドです。以下のような操作を行うことができます:
1. コミットメッセージの変更
- コミットメッセージを変更するには、
reword
を使用します。 - 指定したコミットのメッセージを修正するだけで、変更内容はそのまま保持されます。
2. コミットを削除
- コミット自体を削除したい場合、
drop
を使用します。 - 指定したコミットを完全に履歴から削除します。
例:
pick abc123 Commit A
drop def456 Commit B # このコミットを削除
pick ghi789 Commit C
3. コミットの順序を入れ替える
- コミットの順序を変更することができます。
- エディタで表示された行の順序を入れ替えるだけで適用されます。
例:
pick ghi789 Commit C # Cを先頭に移動
pick def456 Commit B
pick abc123 Commit A
4. コミットを結合(squash)
- 複数のコミットを1つにまとめることができます。
-
squash
を指定したコミットは直前のコミットに統合されます。
例:
pick abc123 Commit A
squash def456 Commit B # BをAに統合
pick ghi789 Commit C
- 実行後、統合されたコミットのメッセージを編集する画面が表示されます。
5. コミットを修正して差し替える(edit)
- コミットの内容(コードの変更部分)を修正できます。
-
edit
を指定すると、そのコミットで処理が一時停止します。
手順:
-
edit
を指定した状態でリベースを開始。pick abc123 Commit A edit def456 Commit B # Bの内容を修正 pick ghi789 Commit C
- 修正を加え、変更をコミットし直す。
# 修正後 git add <ファイル名> git commit --amend
- リベースを再開。
git rebase --continue
6. 複数のコミットを1つにまとめる(fixup)
-
squash
と似ていますが、コミットメッセージを完全に省略したい場合に使います。
例:
pick abc123 Commit A
fixup def456 Commit B # BをAに統合し、メッセージはAのまま
pick ghi789 Commit C
7. コミットを無視してそのままの内容を適用(edit + reset)
- あるコミットを無視して、コードの内容は維持したい場合、以下の手順を行います:
- 該当コミットに
edit
を指定。 - 一時停止した状態で、そのコミットをリセット:
git reset HEAD^
- リベースを再開。
- 該当コミットに
8. 不要な変更を取り除く(clean up)
- 途中で不要になったファイルの変更を取り除いたり、履歴を簡潔にする際に使います。
使い方の具体例
git rebase -i HEAD~5
上記コマンドで最後の5つのコミットを対象にインタラクティブリベースを開始し、以下の操作を組み合わせて履歴を整理できます。
注意点
-
共有された履歴への影響:
- リモートにプッシュされたコミットを変更する場合、チーム全体に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
- 修正後は
git push --force
が必要になります。
-
競合の発生:
- リベース中に競合が発生する場合があります。その際は、競合を手動で解決し、以下のコマンドで続行します:
git rebase --continue
- リベース中に競合が発生する場合があります。その際は、競合を手動で解決し、以下のコマンドで続行します:
git rebase -i HEAD~5
を実行すると、最新の5つのコミット(現在のブランチの HEAD
から数えて5つ前のコミットまで)を対象にインタラクティブリベースを開始します。
具体的な動作
-
対象範囲の選定
- コマンドの
HEAD~5
は、「現在のブランチの最新のコミットから5つ前まで」を指定します。 - 最新のコミットが
HEAD
なので、対象はHEAD~4
からHEAD
のコミットになります。 - 例: 履歴が次のような場合:
A -- B -- C -- D -- E -- F (HEAD)
git rebase -i HEAD~5
を実行すると、以下の5つのコミットが対象になります:B (HEAD~5), C, D, E, F (HEAD)
- コマンドの
-
インタラクティブモードのエディタが起動
- 対象のコミットがリストとしてエディタに表示されます:
pick abc123 Commit B pick def456 Commit C pick ghi789 Commit D pick jkl012 Commit E pick mno345 Commit F
- 各行に対して操作(
pick
,reword
,edit
,squash
,drop
など)を指定できます。
- 対象のコミットがリストとしてエディタに表示されます:
-
選択した操作に基づいてリベースを実行
- 例えば:
- メッセージを変更する →
reword
- コミットを修正する →
edit
- 複数のコミットを1つにまとめる →
squash
- コミットを削除する →
drop
- メッセージを変更する →
- 編集後にエディタを保存して閉じると、指定した操作に従ってリベースが開始されます。
- 例えば:
-
操作ごとに一時停止または自動進行
-
edit
などを指定している場合、そのコミットで一時停止し、修正を行う必要があります(修正後にgit rebase --continue
)。 - その他の操作(例:
squash
)は自動で適用されます。
-
例: 操作の指定
元のリスト
pick abc123 Commit B
pick def456 Commit C
pick ghi789 Commit D
pick jkl012 Commit E
pick mno345 Commit F
変更例
-
Commit C
のメッセージを変更し、Commit D
を削除、Commit E
とCommit F
を1つにまとめる場合:pick abc123 Commit B reword def456 Commit C drop ghi789 Commit D pick jkl012 Commit E squash mno345 Commit F
実行後の履歴
リベースが完了すると、履歴は指定した内容に応じて変更されます。たとえば上記例の場合:
A -- B -- C' -- E+F (HEAD)
注意点
-
競合の発生
- リベース中に競合が発生した場合、
git status
を確認し、手動で競合を解決する必要があります。 - 解決後に以下を実行:
git add <解決したファイル> git rebase --continue
- リベース中に競合が発生した場合、
-
履歴の書き換え
-
rebase
は履歴を書き換える操作のため、リモートにプッシュ済みの履歴に対して使用する場合は注意が必要です。 - リベース後は強制プッシュが必要です:
git push --force
-
まとめ
git rebase -i HEAD~5
を使うことで、直近5つのコミットに対して、以下のような操作が自由に行えます:
- コミットのメッセージを変更
- 不要なコミットを削除
- 複数のコミットを1つに統合
- 順番を変更
- 内容を修正して差し替え
履歴を整理したり、コミット内容を洗練させたい場合に非常に便利なコマンドです!