読者コミュニティ｜Python+SeleniumでTableau Serverフローをアドオンなしでスケジュール実行する方法

たしろさん
コメントありがとうございます。
Twitterや記事などご覧いただきありがとうございます！

ローカルのTableau Prep Builderを使い、データソースがローカルのCSVファイル、出力先がTableau Cloudで日々実行されているという事ですね。確かに、二段階認証が必須の現状ではjsonファイルを使ってもコマンドライン（＋タスクスケジューラ－）でPrep Builderの実行はできなそうですね。

今回こちらの記事で紹介している方法はサーバー（Tableau Server or Tableau Cloud）上のフローをブラウザ自動操作により自動実行する方法になっておりまして、ローカルのCSVファイルを使っての更新という事であれば、適さない方法になります。

しかし私が考えた感じでは、今回ご相談の内容は他の方法で自動化できそうな気がします。

この場を借りてざっくり方法を解説しますと、
①ローカルのTableau Prep Builderを使い、データソースをローカルのCSVファイル、出力先をローカルのHyperファイルにして実行
②　①で出力したHyperファイルをTableau Cloudへパブリッシュ

※①はコマンドラインを使って自動化できます。
※②はTableau Server Client Library (TSC) を使って自動化できます（TSCでのServer操作はパーソナルアクセストークンを使ったログインの為、二段階認証は関係なくなります）。

なので①，②共にPythonでコードを書いて一度で実行してしまえばいい訳です。

②の方法でCSVファイルを直接指定してパブリッシュできないのかと疑問に思うかもしれませんが、TSCを使ったパブリッシュメソッドでは使用できるファイルが.hyper, .tds, .tdsxのみなので、フロー実行を挟んでCSVファイルをHyperファイルに変換してあげる必要がある訳です。

それで①，②がコードで書けたとして、それだけでもかなりの時短になるかと思いますが、更にスケジュール設定して日々の実行も自動化できたらよいですね。それはタスクスケジューラーを使うか、あるいはこの記事で紹介している日次指定可能なUIをそのまま使い、処理部のみを今回の①，②の方法に書き換えてしまえば、より便利なUIで完全自動化も可能です。

更に言えば、そのローカルのCSVファイルは日々どのような形で配置されるのか、どこからか手動で持ってくるのか、そこさえも工夫次第では完全自動化できる余地はあります（ここら辺は詳しくお話を聞いてみないと何ともです）。

と言う訳で、今回ご相談いただいた内容は割と汎用的なテーマな気もしますので、近々コード解説の記事を書くかもしれません。

もし更に個別でご相談したい事がございましたら、TwitterへDM送っていただければと思います。

以上、よろしくお願いいたします。

非常に早急かつ丁寧なご返信ありがとうございます。
もはや素敵なご返信すぎて感激さえ覚えました。

聞きたいことが山積みではあるのですが、この場のコメント欄の意図とは外れてしまうと思われるので、TwitterのDMにてご質問させていただきます。
（私が有料版ではないため相互フォローでのみDMが送れるため、フォローバックをいただけますと幸いです。@tspy1228）

また、今回の記事の方法は適さないとご回答いただいておりましたが、
今回の返信の御礼（感激しました）と、今後の私の勉強も兼ねて購読させていただきました。
ざっと目を通しましたが、非常に熱量のこもった記事でこれから読み込むのが楽しみです。

あらためて今後とも宜しくお願い致します。

たしろさん
そう言っていただけて大変励みになります！

本もご購読いただき誠にありがとうございます。
色々な場面で使えるテクニックが山ほどあるので、必ず役に立つはずです！

Twitterのフォローもありがとうございます。
フォローバックさせていただきました。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。