[Slack]情報集約できる新機能Slack canvasを使ってみた
想定読者
- Slack 上で情報集約したい方
- Slack canvas に興味がある方/使い方を知りたい方
Slack canvas をご存知ですか
Slack canvasは、ナレッジの検索や管理、共有が簡単にできるSlackの新しいスペースです。
2022年9月20日に新機能として導入する旨の発表があり、2023年4月25日より正式な提供が順次開始されています。所属しているワークスペースでの提供を待ちわびていたところ、今朝、ワークスペースの一つでの機能の有効化を確認したので早速使ってみようと思います。
結論
- チャンネルやDM内で使える
- 通常のメッセージの書き心地で、散逸させたくない情報を集約できる
- チャット内容が流れてしまう問題を解決できそう
どこからアクセスできるか
任意のチャンネルやDMの画面右上のアイコンからアクセスできます。アイコンが表示されていない場合は提供を気長に待ちましょう。
カーソルをあわせると説明が表示されました。TODOリスト的な使い方もできるようです。
アイコンをクリックすると、canvasが表示されました。議事録/やることリストなどのテンプレートが選択できるようです。(以降、本ブログではテンプレートと呼びます)
どうやって操作するか
「空白ページ」を選択すると、以下のように表示されました。
ツールバー
画面下部にはツールバーがありました。
以下を選択できるようです。下図では挿入を選択しています。
- 挿入
- 画像
- チェックリスト
- 絵文字
- 書式設定
記述
適当に記述してみました。Slackで通常のメッセージを書くのと同様に、マークアップも使用できて使いやすいです。チェックリストも使えるのが嬉しい!
コメント追加
各要素にコメント追加もできるようです。
canvasの挿入
チャンネルやDM内のトップレベルのcanvasは一つのようですが、その中に新規canvasや他のcanvasも挿入できます。
他のテンプレート
一度ページをクリアにして、canvasを閉じます。再び開くと他のテンプレートを選択できます。各テンプレートの内容は以下の通りでした。
- やることリスト
- 議事録
- リソース
アクセス権限について
以下のページに詳細な記載があったので、こちらを参照ください。
どんな使い方ができるか
公式ページでは以下のような使い方が紹介されていました。
- 情報を自在にキュレート
- 重要なリソースや情報を永続的に保管する場所として利用
- コード不要のダッシュボードとして
- 今保のアップデートで、Salesforce Customer 360 などの記録システムからデータを取り込んで、canvas に保存できるようになる予定
- 背景情報とアクションを 1 つの場所で
- 背景情報とワークフローの両方をまとめることで、自動化作業を効率化
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
実際に触ってみて、痒い所に手が届く待望の機能だと思いました。
ワークスペースで提供されたら是非使ってみてください!
参考
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