【AWS資格から始めるAWS入門】 AWS Certified Security - Specialty編
前回に引き続き、AWSの勉強の一環として、AWS Certified Security - Specialtyを取得したので、その活動記録を残します。
その前に: AWS認定資格の更新
先日、AWS認定資格が新規で追加されるというアナウンスがされました。
今回新しく追加されたのは下記の二つの試験です。
- AWS Certified AI Practitioner
- AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate
執筆時点ではベータ版となっており、2024年8月13日より登録開始予定となっています。
昨今のAI技術のトレンドにマッチした資格のようです。
個人的にはこのタイミングでAWS Certified Machine Learning - Specialtyが廃止されそうだなぁと思ったのですが、現在まで何のアナウンスもないので継続っぽいです。
上記の資格の追加により、AWS認定資格は改めて12種類になるようです。
今回取得した資格
通称SCSです。今回からSpecialtyレベルの資格への挑戦です。
Specialtyレベルの試験から、問題数は75->65問に減ります。ダミー問題は15問です。
合格ラインは変わらず750/1000点となっています。
勉強期間
2024年5月下旬 ~ 2024年6月下旬
もう少し工夫すれば一週間短縮できたかもしれないと思いました。
勉強に使ったもの
- CloudTech
問題の内容自体は悪くないのですが、日本語訳と解説の質が結構悪いです。
問題が古い場合があるのか、稀にドキュメントと矛盾があるような解説がされている(?)部分もあったので、納得いかない部分は自分で情報収集をしっかりしました
- Ultimate AWS Certified Security Specialty [NEW 2024] SCS-C02
いつもお世話になっているudemyの講師のレクチャー動画です。
時間としては16時間程度あるのですが、今までに取得してきた資格のレクチャー動画と重複する部分が多く、実際には8時間程度で視聴できました。
- Practice Exams | AWS Certified Security – Specialty
こちらもいつもお世話になっているudemyの講師の問題集です。
65問 * 2セットあります。
今回使った問題集の中で一番難しかったです。用語や概要だけ知っていても解けないような細かい仕様についても問われるので、勉強終盤の補強としてとても役に立ちました。
- AWS Certified Security Specialty Practice Exams SCS-C02
こちらもいつもお世話になっているudemyの講師の問題集です。
25 * 6セットあります。
程よく25問で分割されているので、とても使いやすい問題集になります。
難易度、解説共に程よいのでいつも気に入っています。
- 【SCS-C02対応】AWS認定 セキュリティ 専門知識 模擬問題集+詳解
今回初めて使わせていただいたudemyの講師の問題集です。
65 * 4セットあります。
Specialty試験の難易度がわからなかったのと、手持ちの問題集の量に不安を覚えたので追加で購入してみました。
日本の講師が作成していることもあって、読みやすい文章で構成されていた印象です。
難易度は優しめです。誤答っぽい問題は見当たりませんでしたが、不正解の選択肢の解説が稀に的外れ(もっと根本的に間違っている箇所がある?)なものがあった印象です。
- AWS公式模擬問題集
AWS Certified Security - Specialtyには今までのAWS認定資格では提供されていたサンプル問題集が見当たらなかったです。
勉強方法
- AWS試験ガイドを見る
- まずは情報収集をしました
- 問題数が65問になっていることと、ダミー問題がかわらず15問あること、合格ラインは750/1000点であることをこの時点で知れたのは大きかったと思います
- udemyの解説動画を見る
- この講師の他のAWS認定資格の解説動画を過去に見ていたので重複する部分は飛ばしました
- 8時間程度で終わりましたが、問題で問われるような解説がしっかりとされているので学びは多かったです
- CloudTechの問題集を解く
- 今回は390問近く用意されていたので、ここに一番時間を要しました
- 今振り返ると、他の教材でしっかりと解説されている内容が多かったので、ここであまり時間を使わなければもう少し早く受験できたかもしれません
- udemyの問題集を解く
- 問題集によっては初見ですでに8割以上とれていたので、少し慢心していましたが、ものによっては6割くらいしかとれなかったので、しっかりとやりました
- わからないことをメモする
- 今回結構役に立った方法だったと思います
- 問題を解いていてわからないことや、「そういえばあれってなんだっけ?」みたいなふと思ったことをひたすた箇条書きでメモを残しておきました
- 基本的に平日は問題を解いて解説を読むだけで時間切れだったので、時間ができたタイミングで残しておいたメモの内容を深掘りしました
- AWS公式模擬試験を解く
- いつもそうですが、これだけたくさんの問題集や解説を勉強した上でも公式模擬試験でわからない問題が出てきます
- 最後の総仕上げとして、敢えて残しています
試験の感想
初めてのSpecialtyでした。試験はそこまで難しくありませんでしたが、そもそもSCSが優しい部類なので今後も油断はできません。
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