【AWS資格から始めるAWS入門】AWS Certified Solutions Architect - Associate編
一週間ぶりの投稿になります。
今回はAWSのお勉強の一環としてAWS Certified Solutions Architect - Associateを取得したので、その活動記録を残します。
今回取得した資格
AWS Certified Solutions Architect - Associate
SAAと呼ばれている資格です。勉強期間
2023年11月下旬 ~ 2023年12月下旬
CLFの準備期間の終盤に同時並行して少し勉強を始めてました。
勉強に使ったもの
- AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第3版 (AWS認定資格試験テキスト)
よく書店で見かける本を買いました。紹介しておいてなんですが、買うだけ買って読まずに終わりました(厳密には試験会場までの電車で一回だけチラッと目を通した)。
この本が届くまでに他の教材に手を出した結果、この本を読む時間が全くなかったです。
読まなくても他の教材で十分内容は理解できたので、必須ではないかなと思います。
- 【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
今回もudemyを使わせていただきました。前回同様、Googleで勉強方法を調べて頻繁に出てくるudemyの教材を選びました。
こちらの教材は問題集ではなく、レクチャーとハンズオンがメインになっています。
この教材のレクチャーだけで基本的なことは十分理解できますが、かなり時間がかかりました。教材の動画は合計47.5時間あるようです。
ハンズオンもちゃんと全部やると、もっと時間がかかると思います。
勉強序盤は丁寧に全部のレクチャーとハンズオンをやっていましたが、想定よりもかなり時間がかかってしまったので、途中から動画の再生速度は2倍、ハンズオンは気になるものだけかいつまんでやっていきました。
個人的には、VPCやEC2、IAMあたりは勉強してもイマイチしっくりこなかったのでハンズオンをやって良かったと思います。
- 【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
こちらは問題集です。レクチャーは一周のみで、残りの時間はこの問題集をずっと周回していました。
CLFの派生くらいで勉強していたのですが、これが大間違いでした。
SAAは01 -> 02にアップグレードしたタイミングで、量も難易度もかなり上がったらしく、CLFの派生というよりもSAPに構成になったらしいです。
実際、CLFのような簡単な暗記問題はほとんどなかったです。問題文がだいたい5行くらいになり、複数のソリューションの組み合わせを問われるような内容が大半を占めています。
CLFと同じく問題数は1試験65問です。CLFは勉強終盤には65問を15分くらいで解けるようになりましたが、SAAに関しては勉強終盤になっても45~50分くらいかかりました。
問題を解いて解説も読むのでさらに時間がかかり、平日は一日一試験分しか時間も集中力も持たなかったです。
内容もCLFに比べてかなり難しく、解くのにもかなり時間がかかったので、予定していた試験日に間に合わないんじゃないかとかなり焦りました。
今思えば問題集に着手するのをもう一週間前倒しできればもう少し余裕ができたかもなと思います。
- AWS公式問題集
AWSが公式で問題集を提供してくれています(無料は20問)。
勉強方法
上述とほとんど同じ内容です。
- udemyのレクチャーを一周する
- 2倍速再生。
- ハンズオンは理解できなかったものだけ。
- メモ機能もあるのですが、自分の使い方がわるかったのか、メモが溜まってくると見直すのにめちゃくちゃ不便でした
- udemyの問題集を解く
- どうせわからないのでひとまず一周
- 解説を読む
- あとは周回
- AWS公式問題集を解く
- たったの20問でしたが、情報は多い方がいいのでありがたく使わせていただきました
感想
勉強序盤にはボリュームの大きさにかなり驚きましたが、終盤になるとそこまで苦ではなくなりました。
正答率も悪くなく、思った以上に上手くいっていて大丈夫そうだと思っていました。
が、実際に試験を受けてみたら全然そんなことなかったです。文章量には耐性がついていたので全く苦ではなかったのですが、自分が対策してきた内容と少しずつ違う内容を問われる問題が多く、かなり苦戦しました。
4択のうち2択までは簡単に絞れますが、知らない機能や知らないサービス名ができて、"仮にそんな名前の機能やサービスがあるならこっちが正解?"みたいな場面が多々ありました。
そんなこともあり、試験時間は170分ありますが120分くらい使ってしまいました。
自信のない回答がいくつかあり、正直落ちたと思いました。
さらに悪いことに、LPICもCLFも問題を解き終えた直後に合否が分かるシステムだったのですが今回は合否が表示されず、5営業日以内に結果がわかるというシステムらしく、すぐに結果が分からず日中はずっとモヤモヤしてました。
クリスマスや年末が近いシーズンが関係しているのかは分かりませんが、今回は試験終了 -> 結果のメールが届くまで10時間くらいかかりました。
今回はudemyのレクチャーと過去問を周回して合格することができましたが、やはり過信はあまり良くないなと思いました。
思えば、今回はほとんど公式リファレンスを読んでいなかったので、今後の試験対策ではちゃんと時間を確保して公式リファレンスを読んでいこうと思いました。
Next
次は鬼門として名高いAWS Certified Solutions Architect - Professionalにチャレンジしていこうと思います。
その他: AWS Certified Data Analytics - Specialtyの廃止
AWS公認の資格は、来年から正式に追加されるAWS Certified Data Engineer - Associateを含めると13種類になります。 が、その数ヶ月後にはAWS Certified Data Analytics - Specialtyが廃止になるようです。
この認定は、2024 年 4 月 9 日に廃止されます。この試験の最終受験日は 2024 年 4 月 8 日です。
自分としては興味のある分野なのでいつか取得してみたいと思っているのですが、試験対策の情報が十分に出回ってからチャレンジしてみたいと思います。
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