【Git】私のObsidian活用術【Syncthing】
挨拶
こんにちは、T4D4です。
最近Obsidianが流行っていますね。私も3か月ほど前からObsidianを使い始め、毎日活用しています。
今回は私のObsidianの使い方、とくに同期方法とよく使うプラグインについて紹介します。
同期
Obsidianは、ローカルのMarkdownファイルをベースとしたノートアプリケーションなので、基本的にはローカルで完結します。逆に言えば、デフォルトではデバイス間での同期がされません。公式にはObsidian Syncという有料の同期サービスがありますが、私は万年金欠大学生なので、無料でできる方法を模索し、最終的に以下に紹介する方法に落ち着きました。
GitとSyncthingの組み合わせ
結論から述べると、私はObsidianのノート(markdown)はGitで管理し、画像などのアセットファイルはSyncthingを使って同期しています。
最初は丸ごとGitHubを経由することで同期しようとしましたが、画像ファイルは容量が大きくなりがちで、GitHubの容量制限に将来的に引っかかる可能性がある為、MarkdownをGitで管理し、画像は他の方法で同期することにしました。
アセットファイルのSyncthing同期
画像ファイルは、Obsidianの設定でAssets
ディレクトリ配下に保存されるようにしています。
そして、このAssets
ディレクトリを.gitignore
に追加して追跡対象外とします。
アセットファイルの同期にはクラウドストレージを使おうかと思いましたが、すでに利用済みであったり、無料枠の容量が心許なかったりしていて悩んでいた所、SyncthingというP2Pでファイルを直接同期するツールを偶然知ったので利用しています。
これにより、自宅のデスクトップPCとノートPC、スマートフォンを直接同期させることでクラウドサービスへの課金なしでアセットファイルを同期できるようになりました。私がよく使うObsidianプラグイン
次に、私がよく使うObsidianのプラグインを厳選して紹介します。
1. Obsidian Git
Obsidian Gitは、ObsidianのノートをGitで管理するためのプラグインです。
これを使うことでデバイス間のノートの同期を実現しています。
デフォルトのキーバインドでは、Ctrl+G
でグラフビューを開くように設定されていますが、グラフビューはそれほど頻繁に見ないので、私はCommit-and-syncのキーバインドにCtrl+G
を割り当てています。
2. Thino
Thinoは、思いついたことをすぐにメモするためのプラグインです。
左サイドバーにアイコンが表示され、クリックするとポップアップが開きます。このThinoのタブはドラッグすることでサイドバー等の任意の場所へ移動させることもできます。
Thinoに書いたメモは、デフォルトではデイリーノートの下部に追記されます。また、Thinoのタブ内からも過去のメモを参照できます。
このプラグインは、毎日の日記を書くのに非常に便利で、思いついたことをすぐに記録できるので重宝しています。
3. Automatic Table Of Contents
Automatic Table Of Contentsは、Markdownファイルの目次を自動生成するプラグインです。
Ctrl+P
でコマンドパレットを開き、Automatic Table Of Contents: Insert Table Of Contents
を選択することで、目次を挿入できます。
目次は、Markdownの見出しを元に生成されます。見出しが増えると、目次も自動的に更新されるので、手動で目次を更新する必要がなく、非常に便利です。
Extra: Obsidian Web Clipper
Obsidian Web Clipperは、保存するMarkdownを確認できるので保存したい部分のみを選択しての保存や、保存前の編集ができて便利です。
僕は、TryHackMe等で勉強する時や気になる記事を読んだ際に、ウェブページの内容をObsidianに保存し、ハイライトやタグをつけることで他のノートと関連付けることで単語のネットワークの形成を狙っています。
まとめ
簡単にですが、私のObsidianの使い方と同期方法、よく使うプラグインについて紹介しました。最近はAIツールとの連携が流行りのようですが、私はあまりやっていないので、面白そうなユースケースがあればやってみたいと思います。(そもそもAIと連携させる必要はあるのか?という疑問もありますが)
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