Closed3
Windowsでオレオレキー配列にする
オレオレキーマップ
- 紫や青で書かれている部分が変更している箇所です。
- Caps lockを押している時だけ、紫や青のキーマップが適応されます。
例:
-
Capslock + h
-> 左 -
Capslock + j
-> 下 -
Capslock + k
-> 上 -
Capslock + l
-> 右 -
Capslock + 8
-> F8 -
Capslock + backspace
-> delete
使うソフト
- chgkey
- https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/changekey/
- レジスタを書き換えてキーの割り当てを変更するのに使う
- 2007年で更新が止まってるけど、2023年の現在Windows11で何の問題もなく動く(恐るべしWindowsの後方互換性)
- keyhac
- https://sites.google.com/site/craftware/keyhac-ja
- capslockとの組み合わせで、実際にキー配列を変えるのに使う
- 直接レジスタを書き換えるわけじゃない。
- いろいろ複雑なこともできる。
Caps lock を F21 に変更する
私はCaps lockを押している間だけオレオレキーマップを有効化するようにしてるので、まずはCaps lockのデフォルトの動作を無効化する。そのために、レジスタレベルでCaps lockをF21に変える。
- chgkeyを開く
- Caps lockボタンを押して、出てきた画面の右上のScan codeボタンを押して、006cを入力してOKを押す。
- メニューの登録を押して、PCを再起動する。
F13じゃなくてF21な理由:
F13はアプリですでに使わていることが稀にあって、動作がバグることがあります。なので使われている可能性が限りなく低いF21を敢えて使っています。
オレオレキーマップを割り当てる
詳しいkeyhacの使い方は公式ドキュメントを参照してください。以下に私が使っているオレオレキーマップを割り当てる方法を記します。
まず、次のgistからconfig.pyとkeymap.jsonをダウンロードし、keyhac.exeがあるフォルダに保存する。
以上で設定終わり。keyhac を起動すればキー配列が変わってるはず。設定はすべてkeymap.jsoncのhotkeys.[key]
で行っているので、ここに書かれている内容を書き換えればキーの対応関係を変えられる。メインのキーの記述方法は以下のとおりである(keyhac公式ドキュメントより)。
記述方法 | 補足説明 |
---|---|
A ~ Z | |
0 ~ 9 | |
Minus | - |
Plus | + |
Comma | , |
Period | . |
Semicolon | ; |
Colon | : |
Slash | / |
BackQuote | ` |
Tilde | ~ |
OpenBracket | [ |
BackSlash | \ |
Yen | ¥ |
CloseBracket | ] |
Quote | ' |
DoubleQuote | " |
Underscore | _ |
Asterisk | * |
Atmark | @ |
Caret | ^ |
NumLock | |
Divide | / (テンキー) |
Multiply | * (テンキー) |
Subtract | - (テンキー) |
Add | + (テンキー) |
Decimal | . (テンキー) |
Num0 ~ Num9 | 0-9 (テンキー) |
F1 ~ F12 | |
Left, Right, Up, Down | |
Space | |
Tab | |
Back | |
Enter/Return | |
Escape/Esc | |
CapsLock/Caps/Capital | |
Apps | アプリケーションキー |
Insert | |
Delete | |
Home | |
End | |
PageUp | |
PageDown | |
Alt | |
LAlt | |
RAlt | |
Ctrl | |
LCtrl | |
RCtrl | |
Shift | |
LShift | |
RShift | |
LWin | |
RWin | |
PrintScreen | |
ScrollLock | |
Pause | |
LButton/RButton/MButton | マウスの左/右/中ボタン |
(0) ~ (255) | 仮想キーコード指定 |
キーの対応関係を変える例
capslock + k
でUp
になっているのを、capslock + i
でUp
にする方法:
hotkeys.cursorMove
のU0-k: Up
をU0-i: Up
にする。
keymap.json
{
"modifier": {
/*
User0 ~ User3 まで登録可能
U0- ~ U3- で呼び出し
*/
"132": "User0" // CapsLock(F21) → U0-
},
"hotkeys": {
"IME": {
"U0-Space": "(243)"
},
"cursorMove": {
- "U0-k": "Up",
+ "U0-i": "Up",
"U0-j": "Down",
"U0-h": "Left",
"U0-l": "Right",
// 省略...
}
// 省略...
}
}
このスクラップは2023/05/13にクローズされました