読書感想文「マスタリングTCP/IP 情報セキュリティ編」
概要
書籍「マスタリングTCP/IP 情報セキュリティ編」を読了しました。
読書感想文を書いてみます。
読もうと思った背景
元々セキュリティを独学しており、セキュリティと密接にかかわるネットワークにも関心をもっておりました。
そんなネットワーク学習の一環で、過去に「マスタリングTCP/IP 入門編」を読了したことがあります。
その時から、類似する本書籍の存在に目をつけていました。
そんな中、自分が参加している techcommit というコミュニティにて、本書籍の輪読会が開催されることとなりました。
良い機会だと思い、輪読会に参加する形で読書に踏み切りました。
本文 概要
「情報セキュリティとは」「その必要性とは」から始まり、重要な要素技術の解説から、物理レイヤー、OSレイヤー、アプリケーションレイヤーといった、層レベルの切り口での解説など、非常に多くの話題を取り扱っております。
教訓・学び・感想
「マスタリングTCP/IP 入門編」を読んだときにも感じましたが、わかりやすさよりも、記述の正しさに重きを置いているように感じます。
また、特定の分野を深く掘り下げるというよりは、要点を抑えつつ広く・浅く ... という印象を受けました。
特定の分野を深く学ぶ場合、他の書籍を併せて読むことになりそうです。
- 例えば、Webアプリケーションのセキュアな設定や脆弱性であれば、以下の本が非常に詳しく学べます
- 例えば、暗号に関する話題であれば、以下の本にて非常に詳しく学べます。
言い換えると、セキュリティ分野の主要な話題を一通り知るには、適しているように感じました。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
序盤の「情報セキュリティとは」「その必要性とは」といった部分では見慣れない単語がいくつか登場し、知識の幅が増えました。
(余談)
解説・情報源が非常に少ない単語もありました。
自分にとっては既知の情報も多く、どちらかというと復習に近い形で読み進めることが出来ました。
復習を通じて自分の知識を確認することが出来、自分の理解が間違っていないという自信にもつながりました。
その他 輪読会を完走した感想
成し遂げたぜ。(独力まで約20ヶ月)
関係者の方々、お疲れ様でした。
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