Apple Watch Ultra の良さ:研究者&エンジニアの視点から

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はじめに

最近、Apple Watch Ultra 2 を買いました。
このデバイスは、13万円という高額な値段設定です。
公式のウェブサイトでは、プロフェショナルなスポーツ用途が宣伝されています。
ですが、研究者やエンジニアとして、仕事の友として使うととてもよかったです。
こういったビジネス用途での価値については、ウェブ上に、あまり記事が多くないので、書いておきます。

想定している読者層

Apple Watch Ultra を買おうか気になっている人に読んでもらえると嬉しいです。

参考までに、私が買ったモデルは、下記の通りです。

  • モデル:Apple Watch Ultra 2
  • 色:チタン
  • バンド:ブルートレイルループ
  • 値段:128,000円
    Apple Watch Ultra 2
    購入した Apple Watch Ultra 2

Apple Watch Ultra は、仕事の友としてオススメ

買って、1ヶ月が経ちました。
これまで Apple Watch Series 5 は愛用していました。
ですが、Apple Watch Ultra 2 を買ってから、1日22時間30分くらいつけています。
そのくらい、便利で愛用しています。
1ヶ月使ってみてわかった、Apple Watch Ultra の良さを2つ紹介します。

1. オンデバイス Siri がいい

1つ目は、オンデバイス Siri がいいです。
以前使っていた、Apple Watch Series 5 も素晴らしいスマートウォッチでしたが、3つ不満がありました。

  1. Siri が iPhone 15 Pro Max ほどよくない。周りのノイズに影響される。
  2. ネット回線が弱い場所では、Siri が5秒くらい後にエラーを返してくるのがストレス。
  3. Siri に頼めることが、実質あまり多くなかった。

Apple Watch Ultra 2 はこのような不満を解消してくれました。
第1に、めちゃくちゃ精度が高いです。日本語変換もかなり強いです。
第2に、オンデバイスなので、ネット回線が弱くても、瞬時に Siri が想定通りに反応します。職場でトイレに行った時など、iPhone が近くになくても、反応していると感じています。
第3に、リマインダーの登録、タイマーのセット、懐中電灯の起動、アラームのセット、ミュージックの再生など、かなり多くのことに、十分な精度で、Siri を利用できます。感覚としては、手元にいつでも、AIがあるという感覚です。

2. 驚異的なバッテリー持続時間

公式にある通り、36時間持ちます。
低電力モードだと72時間です。
このバッテリー持続時間は、ビジネス用途で使う際に、かなり役立ちます。

  1. 睡眠時間を測る
  2. マップで通勤経路の電車の時刻と番線を表示する
  3. 退勤時刻の20分前にアラームをセットする
  4. 通勤時にウォーキングワークアウトを記録しておく
  5. 午後に、気分転換がてら音楽をで聴きながら仕事の続きをする。でも、集中したいから、Watch で再生する

1.から5.のような、機能をフルに使っても、バッテリーは全然持ちます。
どう頑張って使っても、1日で50%くらいしか使えません。
バッテリーの持続時間が素晴らしいので、全機能をフルに使い倒せます。

おすすめの使い方3つ

Siri の良さを紹介しましたが、特にオススメの活用例を3つ紹介します。
私も毎日、何回も使っています。

1. やりたいことを、リマインダーアプリに音声登録

前章で書いたように Siri が優秀です。
仕事をしていると、やりたいことが沢山浮かんできます。
「メモの魔力」という本に書いてあるように、A4の紙に書き出すと、頭がスッキリします。
ここで、Apple Watch Ultra があると、リマインダーが優秀なので、
「Siri リンインダーに、『ユニクロで服を買いたい』と登録してください」といえば、記録してくれます。

これによって、プログラミングや論文執筆など、常に目の前のことに集中できるようになりました。

2. 睡眠時間も毎日正確に取れるので、体調が良くなった

また、睡眠時間管理が非常に優秀です。
過去1週間は毎日7時間寝たということを、
数値で客観的に把握できるので、
体調管理が自然と上手になります。
技術的に難しい、1時間程度の昼寝ですら、記録してくれます。

3. 運動、通勤経路の表示、メッセージ入力、音楽再生も優秀

その他、何気に便利で毎日使う機能を6個、紹介します。

  1. 運動の記録も取りやすくなりました。ショートカットキーの役割を果たしてくれるアクションボタンが優秀で、ちょっとしたウォーキングも忘れず記録できます。
  2. 通勤経路の表示も、バッテリーを気にしなくていいので、常に表示できます。また、CPU が優秀だからか、処理もかなり早いです。Siri に話かけて、割とすぐに、経路候補が表示されます。
  3. メッセージの入力も優秀です。フラット大画面ディスプレイで、指でフリック入力ができます。電車内でも、短いメッセージを正確に打つことができます。もちろん、完璧ではありませんが、想像をはるかに超える、入力のしやすさです。
  4. 音楽の再生も優秀です。Watch Ultra の Siri に話しかけると、自動で iPhone で再生してくれます。 Watch でも再生できます。音楽はウォッチで管理して、パソコン画面をあけておけるのは、かなり仕事の質が上がります。
  5. Apple TV のリモコンとしても高性能です。
  6. 他にも、タイマーアプリで手軽にポモドーロ時間管理ができます。

まとめ

Apple Watch Ultra 2 は高いので、勇気入りました。
ですが、実際に買うと、めちゃめちゃいい買い物でした。
気になる人には買うことをオススメします。

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