GitHub と Latex を使った論文執筆はオススメ:草を生やすのが楽しくて、いつの間にか論文が書けたので、コツをシェアしたい
最近、GitHub と Latex を使って論文が執筆できました。
論文執筆まで何年もかかった私でしたが、何とか投稿できたので、培ったコツをシェアできたらと思います。
論文を書くのに苦戦してる人、若手研究者や大学院生に読んでもらいたいです。
記事の概要
LatexリポジトリをGitHubに保存して、論文を執筆した。
- GitHub には、毎日作業すると、どんどん緑が増えるコントリビューショングラフという機能がある
- 論文執筆は、地道で長い道のりの作業です。コントリビューショングラフを毎日緑に、することを目標にすると、着実に進んでいきます。
- コントリビューショングラフを、iPhoneやMac、そのほかスマホやパソコンのホーム画面に配置するのがオススメです。
GitHub で草を生やすのが楽しい
コントリビューショングラフとは
GitHub では、作業を進めると、緑に変わるコントリビューショングラフがあります。
例えば、このウィジェット画像では、7x7マスの四角がのっています。

過去7週間分のログとなっていて、1日何かしらの作業を進めると、1マス緑になります。
活動度が多いほど緑になります。
iPhone などのウィジェットとして、スマホや Mac 等のパソコンのホーム画面に配置できます。
この緑にする事を、草を生やすと言うらしいです。
毎日少し作業をすると、緑のマスが増える
Latex のリポジトリを GitHub に保存して論文を書くと、毎日少し進むと、緑のマスが増えます。
論文執筆はどうしても長く地道な作業です。
毎日少しずつ進めることがとても大事です。
そのため、iPhoneやMacのホーム画面にウィジェットを置いておいて、朝執筆を進めると、今日も緑に変わるという経験は、私の論文執筆にとても役立ちました。
GitHub のコントリビューショングラフの緑マスがいつ増えるかというと、イシューを作成する、プルリクエストをマージする、mainにコミットするなどで、増えるようです。
イシューの作成とは、次に改善したい内容を、イシューという記事に書き出すことです。
プルリクエストのマージとは、実際に行った作業(コミット)を、mainブランチに取り込むことを言います。
慣れてくると、「図6の追加」など、イシューごとに、トピックブランチ add/fig-6 ブランチなどを作成して、ひと段落したら、mainブランチにマージがオススメです。
ですが、1人で作業する場合は、mainブランチに直接コミットしても良いでしょう。
疲労が溜まってる日など、気持ちが乗らない日は、「次に図4を拡大しよう」など、イシューに書き込むだけでも、コントリビューショングラフは緑になります。
こういう休む期間も、長期作業では、メンタル的にとても大事と思います。
ホーム画面に配置するのがオススメ
実際に論文が執筆できた私からのおすすめポイントとしては、このコントリビューショングラフをウィジェットとして、iPhoneやMac、その他スマホやパソコンの、ホーム画面やウィジェット画面に配置するのがおすすめです。
毎朝少し作業して、緑になると、論文作業が楽しくなります。
私は、しばしば、夕方に、ウィジェットを見て、ニヤニヤしていました。
Discussion