【Godot Engine】Path2D/PathFollow2Dを使って決まった経路で動かす方法
概要
この記事では、Path2D
/ PathFollow2D
を使って、指定した経路を移動させる方法を紹介します。
経路を移動するプロジェクトを作成
プロジェクトを作成して、2Dシーンを追加し、名前を "Main" ノードとします。
作成したら、Ctrl+S
(Cmd+S
)でシーンを保存しておきます。
Path2D
を追加
移動経路となる Path2D
ノードを追加します。
Path2D
ノードを選択していると、以下の特殊なアイコンが表示されます。
それぞれ左から以下のようになります。
- 点を選択
- 点にベジェカーブを適用する
- 点を追加する
- 点を削除する
- 線を閉じる
パスとなる線を作る
まずは点を追加するので、真ん中のアイコンを選びます。
そしてキャンバス内の4点をクリックして点を配置します。
そうしたら、上の一番右にあるボタンをクリックすると、線が閉じられます。
間違えたところに点をおいてしまった場合は、このボタンをクリックして削除モードにすると、配置済みの点をクリックして削除できます。
線を曲線にする
左から2番めのボタンをクリックすると、配置済みの点にベジェ曲線の制御点を追加できます。
このように楕円の形にしてみます。
PathFollow2D
の配置
PathFollow2D
を使用すると、Path2D
で作成したパスをたどる動きを作ることができます。
PathFollow2D
を追加します。
"icon.png" をキャンバスにドラッグ&ドロップします。
そして iconノードのインスペクタから Node2D > Transform > Position > x/y
の値を「0」に初期化しておきます。
PathFollow2Dノードを選択します。
PathFollow2D > Unit Offset
の値を動かして動きを確認します。
スクリプトで制御する
スプライトの動きをスクリプトで制御します。
Mainノードにスクリプトをアタッチして以下のように記述します
extends Node2D
# PathFollow2Dを取得する
onready var follow:PathFollow2D = $Path2D/PathFollow2D
func _ready() -> void:
# Path2Dを線で描画する
var line = Line2D.new()
line.z_index = -100 # 後ろに描画する
for point in $Path2D.curve.get_baked_points():
line.add_point(point)
add_child(line)
func _process(delta: float) -> void:
# 5秒で一周する
follow.unit_offset += 0.2 * delta
実行すると、パスの上をスプライトが移動するようになります。
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