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ArDrive を試してみる

2022/07/12に公開約1,600字

前回は、pythonモジュールを使って、arweaveにデータを保存するというのをやってみたが、今回は ArDriveという、arweaveにデータを保存するサービスを試してみる。

ArDriveとは

arweave のエコシステムはかなり充実しており、さまざまなサービスがリリースされている。ArDriveもその中の一つで、一言でいうと Dropboxみたいなファイル保存サービスである。

https://ardrive.io/

前回試したように、pythonなどを使えば arweave単体でもファイルを保存することができる。しかし一般の人が手軽に使うには、やはり何かしらのインターフェイスが必要だ。

ArDriveはシンプルだが使いやすいインターフェイスに加えて、フォルダの作成やファイルの移動、リネームなどのファイル保存サービスとして必要な機能を持っている。もちろん arweaveを使っているのでファイルの永久保存や、費用が安い、かつ最初だけ払えばOKという特徴も持っている。

また、ArDriveというか arweaveでは保存されたファイルは二度と消すことができない。これはメリットでもあり、ある意味デメリットでもあるだろう。一度何か恥ずかしいファイルを置いてしまったら、それが未来永劫残り続けるのだ。

ArDrive の使い方

初期セットアップ

ArDriveのログインページは以下である。

https://app.ardrive.io/

使い方は、Walletを接続してユーザーアカウント登録して、という感じで他のWeb3アプリケーションと変わらない。Walletはファイルのインポートもできるようだが、ArConnectを接続して使うのが普通だろう。ArConnectというのは、arweaveのブラウザアドオンである。

https://chrome.google.com/webstore/detail/arconnect/einnioafmpimabjcddiinlhmijaionap

フォルダの作成

ログインができたら、最初にフォルダを作成するように言われる。フォルダ名は後からでも変更可能で、日本語も使える。フォルダやファイルには、Private もしくは Public のどちらかを選択できるので、他人に公開したくない場合は Private を選べばよいだろう。

$AR の準備

保存費用は$ARで支払うので、Walletに入っていない場合は、前回紹介した Faucet もしくは購入などで手に入れる必要がある。お試しでファイルを置くぐらいであれば大した金額はかからないので Faucetでも十分である。

ファイルのアップロード

ファイルのアップロードはとても簡単で、置きたいファイルをドラッグアンドドロップするだけである。その際に保存費用が提示されるので、問題なければ UPLOADボタンを押す。保存費用は非常に安く、11MBぐらいのファイルで $0.04 ぐらいで、トランザクション費用も込みである。BNBなど他のブロックチェーンのトランザクション費用だけでもそれくらいかかる気がするので、なんか不思議な感じだ。

まとめ

安いとはいえ、例えば Dropboxなどは無料で使えたりするので、現状わざわざ ArDriveを使う理由は正直そんなに無い。

しかし、いわゆるWeb2サービスは生殺与奪の権をすべて運営側に握られており、突然のサービス停止の可能性もあるし、ファイルが勝手に消されたり、アカウントをBANされたり、中身を覗かれたりするのではないかという懸念はあるだろう。

そのため万が一に備えて、こういったWeb3のサービスにもバックアップとして重要なファイルを保存しておくというのは必要かもしれない。

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