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getsとchompを使ったユーザー入力について
はじめに
今回はgetsメソッドとchompメソッドを使った例をあげていきます。これらのメソッドを理解することで、簡単なコマンドラインアプリケーションを作成する際に、ユーザーの入力を効果的に扱うことができます。
ユーザー入力とは?
Rubyプログラムが実行される際にユーザーから受け取るデータや情報のことです。Rubyでユーザーからの入力を受け取る方法は3つあります。
- getsメソッド
- コマンドライン引数 (まだよくわかっていません😭)
- 環境変数 (まだよくわかっていません😭)
これらの入力は、プログラムの動作や処理に影響を与えるため、適切に扱うことが重要です。
getsメソッドとは?
getsメソッドは、標準入力(通常はキーボード)から1行分のテキストを読み込み、そのテキストを文字列として返します。この方法を使って、ユーザーの入力を簡単に受け取ることができます。
chompメソッドとは?
chompメソッドは、文字列の末尾にある改行文字(\n)を削除するために使用されるメソッドです。getsメソッドで受け取った入力には、通常、改行文字が含まれています。そのため、chompメソッドを使って改行文字を削除することで、入力をより適切に扱うことができます。
chompメソッドを利用する理由
次に例を挙げて、chompメソッドを使う場合と使わない場合でどんな違いがあるのか見ていきます。
chompメソッドを利用しない場合
例
puts "What's your name?"
name = gets
puts "Hello, #{name}!"
出力例
What's your name?
syommy
Hello, syommy
!
このようにgetsメソッドを利用すると改行されてしまうため、"!"が次の行にあります
chompメソッドを利用した場合
例
puts "What's your name?"
name = gets.chomp
puts "Hello, #{name}!"
出力例
What's your name?
syommy
Hello, syommy!
このようにchompメソッドを利用することで、期待通りの結果を得ることができます。
まとめ
getsメソッドとchompメソッドを使うことで、Rubyでユーザーからの入力を簡単に扱うことができます。getsメソッドで入力を受け取り、chompメソッドで改行文字を削除することで、より適切な形式の入力を得ることができます。これらのメソッドを理解し、適切に利用することで、ユーザーと対話するコマンドラインアプリケーションの開発が容易になります
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