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ブラウザ版VSCode と VSCodeServer使い分け
概要
この2つはどちらもマイクロソフトが公式で提供しているブラウザで動くVSCodeです。
似ているサービスですので、それぞれの違いをざっくり紹介していきます。
- ブラウザ版VSCode(https://vscode.dev)
- VSCodeServer(https://code.visualstudio.com/blogs/2022/07/07/vscode-server)
VSCodeServerに接続する際、クライアント側はVSCode.devのシステムを利用しているので操作感自体は大きな差はありません
※VSCodeServerとよく似たCodeServer(Coder)と呼ばれるOSSもあります。調べる際は混同しないよう注意しましょう。
2つの違い
VSCode.dev | VSCodeServer | |
---|---|---|
データソース | クライアント側のデータ リモートリポジトリ |
クライアント側のデータ リモートリポジトリ サーバーに保存されたデータ |
ターミナル | × | ◯ (サーバー側のシステムを利用) |
使用できる拡張機能 | かなり少ない | VSCode.devに比べると多い |
まとめ
以上のようにVSCode.devよりもVSCodeServerの方が多機能に使用することができます。
次の条件に当てはまる場合は、VSCodeServerを使用した方が良いでしょう。
- 複数の端末から開発を行いたい(リモートリポジトリを使用せずにデータを一箇所で管理したい)
- ターミナルを使用してデバック等も並行して行いたい
- ipadやChromebook、スペックの低いPCでコーディングしたい
(処理は高性能なPC一台に任せたい) - 出来るだけ拡張機能を利用したい
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