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電子工作 その23(デジタルアンプボード:PAM8403の使い方)

2024/11/01に公開

こんにちは、dojinosukeです。
※本記事は、後日記載する「しゃべぐるみ制作 その6」の前段階となる記事です。

今回は、とても安価でかつカンタンに音量調整可能なデジタルアンプボード:PAM8403の使い方についてご紹介します。


画像引用元:https://electronicwork.shop/items/64832e085a1afd0079fa8535

2024年5月に、電子工作ステーションさんで初めて購入(とはいえ、かねてよりその存在は認識しておりました。)しましたが、その中の一つがこの部品でした。

実は、かねてよりしゃべぐるみの音が小さいことがネックとなっており、その改善策に悩んでいました。
で、同僚にも対応をお願いしており、その前の月に同僚にテストしてもらったところ、良さそうだったので、私も購入した次第です。

以下が、その商品ページ:
https://electronicwork.shop/items/64832e085a1afd0079fa8535

参考記事

https://zenn.dev/suzuky/articles/deca20bb6e8499

https://zenn.dev/suzuky/articles/961604fb02b331

配線


上記は、Arduino Nano、音声再生モジュール(DFPlayer Mini)、タッチスイッチ(TTP223)、スピーカーというしゃべぐるみの基礎中の基礎に対して、音声再生モジュールとスピーカーの間にデジタルアンプボードをかませただけのシンプルな構成です。

下記は、PAM8403の配線図:

画像引用元:https://electronicwork.shop/items/64832e085a1afd0079fa8535

参考記事及び下記配線図を参考に配線してください。

表は後日記載しますが、まず文字で書きますと、

DFPlayer MiniのSPK_1とSPK_2をPAM8403のinputnのLとRにつなぎます。入れ子になっても大丈夫です。PAM8403のGはGNDにつなぎます。

power supplyのプラスはは5Vに、マイナスはGNDにつなぎます。

routのプラスとマイナスに一つ目のスピーカーのプラスとマイナスを
loutのプラスとマイナスにもう一つのスピーカーのプラスとマイナスを
それぞれつなぎます。

以上です。他には何も細工はいらないです。

ソースコード

PAM8403を使うことでプログラムに変更は不要なので、参考記事のソースコードをそのまま活用してください。

動作確認

下記のように、つまみを回すことで音量を調整できます。
https://x.com/dojinosuke/status/1818194780515705142

まとめ

いかがでしたでしょうか?

正直、PAM8403に出会う前に、秋葉原の秋月電子通商さんなどで、アンプやアンプモジュールを購入して使って見ましたが、あまり時間をかけなかったこともあり上手くいかず、あと、こういうのは通常ピンヘッダは付属してくれていてもはんだ付けは自分でしろ的なものが多く、サクッと使いたい自分としては、はんだ付けが面倒でついつい後回しまっていました。

ということで、ズルいですがw、同僚に確認してもらってから、確実に使えそうなのがわかってから重い腰を上げてはんだづけし、配線はやや混乱したものの比較的短時間で使いこなすことができました。

そして、今後はこのアンプをしゃべぐるみのプロトタイプの標準装備として使っていく方向になりました。

では、引き続き他の記事もご覧いただけますと幸いです。

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