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Claude Codeのセットアップと便利な使い方

に公開

はじめに

時代は、Claude Codeですか。。(個人的主観)

最近のAI開発ツールの進化は本当に目まぐるしく、ついこの間まで「clineすごいな〜」と思っていたのに、気がつけばClaude Codeという更に強力なツールが登場していました。

でも、「すごいっていうのはなんとなく分かったけど、どう使うの?」という方も多いはずです。

ということで今回は、Claude Codeのセットアップ方法や便利な使い方などをご紹介したいと思います!

それでは、Claude Codeの公式 を参考に、進めていきます。(※事前に、Claude Proを契約済みです。)

https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/overview

インストール

公式の「はじめに」のページに記載されている内容を見て、順番に進めていきます。

まず、nodeのバージョンを確認します。v18以上が必要です。

node -v
v23.6.1

Claude Codeをインストール

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

プロジェクトに移動

cd ~/(自身のPJ)

claudeを起動

claude

1. Dark modeを選択

1. Claude account with subscriptionを選択

承認するを選択

Login成功、Enterを押下

注意事項を確認し、Enterを押下

※ 注意事項の内容

  1. 常にClaudeのレスポンスを確認すること。特に、Claudeがコードを実行するときは要注意
  2. プロンプトインジェクションのリスクがあるため、信頼できるコードのみ使用してください

Claude Code はこのフォルダ内のファイルを読むことができます。信頼できないファイルを読み込むと、Claude Code が予期しない動作をする可能性があります。
あなたの許可を得て、Claude Code はこのフォルダ内のファイルを実行することができます。信頼されていないコードを実行することは安全ではありません。

フォルダの信頼確認
1. Yes, proceed を選択します。

ここまで来ると、ようやく使えるようになります。 👏

動作確認

試しに、以下プロンプトを投入してみて、動作確認をしてみます。

# プロンプトに以下を入力します
> このプロジェクトを要約して

おおw
個人開発しているもし100を要約させましたが、嬉しいこと言ってくれてますね///

https://if100.net

Claude Codeとの対話を終了する場合

/exitをプロンプトに入力することで、Claude Codeとの対話を終了することができます。

セットアップ

プロジェクトの初期化

claude

# CLAUDE.mdプロジェクトガイドを生成する
> /init

Do you want to create CLAUDE.md? と聞かれるので、1.Yes を選択して、Enterを押します。
そのうち、CLAUDE.mdが生成されます✨
※git管理下に入るので、.git/info/excludeに記載して管理対象外にしても良いでしょう。

言語設定を追加

必ず日本語で返してほしいので、以下を指示します。

> Claude Codeに必ず日本語でレスポンスしてもらうために、何か設定できますか?

CLAUDE.mdファイルに日本語でのレスポンスを要求する設定を追加してくれます。
試しに英語で回答させてみると、きちんと動いていることを確認できました。

> explain bucketlist-list.tsx 

ターミナルのセットアップ

/terminal-setupをプロンプトに入力します。
Shift + Enter キーで改行を挿入できるようになります。

音声入力のセットアップ

システム設定 > キーボード > 音声入力 で有効化します。
Claudeで入力する際に、音声でも入力できるようになります。
※ショートカットは、Ctl2回に設定していますが、fnなどでも良さそうです。

IDE用のセットアップ

VSCode

VSCodeでターミナルを開いて、claudeと打つだけで、勝手にプラグインが追加されます。
/ideで設定状況を確認できます。

PHPStorm

⌘ + , の設定画面から、Claude Codeのプラグインを追加します。
※ 2025/06/20現在、Beta版です。テストを流すと、背景色がバグってしまいます;;

その後、IDEでターミナルを起動(⌥ + F12)し、claude コマンドを入力すると、使えるようになります。
Diffモーダルのように、適用前に変更差分がモーダル表示されます。

MCP

公式の手順に従って設定します。

https://docs.anthropic.com/en/docs/claude-code/mcp

# MCPを追加 (stdio)
claude mcp add my-server -e API_KEY=123 -- /path/to/server arg1 arg2

# MCPの登録一覧を表示
claude mcp list

# MCPを削除
claude mcp remove my-server

リモートMCPも設定できます

例えば、context7のMCPを設定する場合は次のようにします。

claude mcp add --transport sse context7 https://mcp.context7.com/sse

使ってみる

インタラクティブモード

前回の続きから

  • claude --continue で、直前の会話から続けることができます。
  • claude --resume で、過去の会話履歴を表示します。特定の会話履歴から続けることができます。

モードの切り替え

Shift + Tabを押すと、モードを切り替えられます。

auto-accept edits on

ファイル編集時の確認を行わず、ガンガン進めてくれます。
ただし、Bash実行など、コマンドの実行は確認されます。
※ permissonsに許可するコマンドを記載していれば、確認されません

plan mode on

事前にどのような変更を行うのか、整理した上で進めてくれるので便利です!

今のところ、以下のようにすると、いい感じに計画を立てて実装を進められる感じがします。

  1. 実装の内容をmarkdownにまとめる
  2. プロンプトに thinkultrathinkって入れたあとに、markdownの内容をコピペする
  3. plan mode onにする

よく使うやつ

  • @をつけて、ファイルやフォルダを指定できます。
    • PHPStormでは、コード編集中に⌥ + ⌘ + Kで、Claude Codeに飛んで、ファイル指定をしてくれます。
  • /clear で、現在の会話履歴をクリアします
  • /compact で、現在の会話履歴は残しますが、コンテキストをサマリしたものだけを残します (tokenの節約になります)

ワンショットモード

テストの失敗の調査

./vendor/bin/phpunit tests/Unit/Models/xxx.php --filter test_xxx | claude -p "テスト失敗の原因を教えて"

エラーログの調査

cat error_logs.txt | claude -p "エラーの原因を特定して"

実際どれだけ使ってるの?

Pro/Maxでは使い放題ですが、もし従量課金だとどれくらい支払うことになるのか気になりますよね。
でも、/costコマンドでは使用量は見れません。
そこで、ccusageを使うことで、ローカルに保存されたファイルから、使用量とコストを割り出せます!

https://github.com/ryoppippi/ccusage

npx ccusage@latest

セットアップして軽く使ってみた感じ、これくらいでした。。

まとめ

今回は Claude Code のセットアップから基本的な使い方まで をざっと触ってみました。

  • ✅ インストールは簡単で、ターミナルで claude コマンドを叩くだけでOKです
  • 初回起動時の注意点(信頼確認やセキュリティ意識) はしっかり押さえておくべきです
  • CLAUDE.md を活用してプロジェクトごとに「育てていく」感覚で使えるのが面白いです
  • ✅ VSCode や PHPStorm との連携もスムーズにできました
  • /init /terminal-setup /ide などの便利コマンドは一度は試してみる価値があります
  • ✅ MCP(Micro Command Processor)まで触るとさらに幅が広がりそうです

日々の開発の中で「ちょっとこのコード読んでほしい」「エラー原因を教えて」「テスト失敗の理由を見て」など、雑用的にAIに頼れる場面が確実に増えそうな手応えでした!

こちらの記事は、鈴木商店所属しているエンジニア(@takorice)の社内記事を清書したものになります!
とても良い記事だったので、Zennにも公開させていただきました ✨

後書き

この記事の作成後に似たような記事があるのを見つけてしまいました。。。
念の為リンクを添付しておきます。

https://dev.classmethod.jp/articles/get-started-claude-code-1/

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