🚙

VSCodeのCopilot ChatでSerena MCPサーバーを利用する

に公開

はじめに

MCPをVSCodeのCopilot Chatで利用するにあたっての備忘録です。

参考サイト:
https://zenn.dev/aiiro/articles/4138d891fb943a
https://qiita.com/masakinihirota/items/a2c0ef5e6f9a0aa868d1

作業

Serenaのmcp設定を記述する

SerenaはVSCodeのMCP マーケットプレイス(2025/10/27日現在preview版)でも利用できますが、オンボーディングを実行するとProject not foundというエラーが出ました。
そのため、mcp.jsonに設定を記述する方針で作業します。

今回はプロジェクトルートに設定ファイルを配置します。
グローバスな設定も可能だと思います(未検証)。
.vscode/mcp.jsonを作成し、以下の内容を記述します。

{
    "servers": {
        "serena" : {
            "command": "uvx",
            "args": [
                "--from",
                "git+https://github.com/oraios/serena",
                "serena",
                "start-mcp-server",
                "--context",
                "ide-assistant",
                "--project",
                "$(pwd)"
            ]
        }
    }
}

Serenaを起動してみます。
VS Codeのコマンドパレットで>MCP list serversと入力し、serenaを選択して起動します。
実際に利用する際にはVS Codeの設定のchat.mcp.autostartの設定をすることで自動で起動させることができます。

オンボーディング

Serenaの起動が確認できたらオンボーディングを行います。
Copilot Chatのウィンドウを開き、"serena mcpのオンボーディングを行ってください"などと指示すると処理が始まります。

Copilot Chatのウィンドウ

.serenaディレクトリがプロジェクトルートに作成されれば成功です。

おわりに

何かの参考になれば幸いです。

GitHubで編集を提案

Discussion