ちょちょいとプロジェクションマッピング〜おうち編〜
はじめに
前日閉会しました大阪・関西万博ですが、私も9月半ばごろ行ってきました。現地では会場のパビリオン内外でたくさんの技術やインタラクティブな表現・作品の数々があり、未来と技術の可能性を感じることができました。シンプルにとても楽しかったです☺️
と、いうわけで
現地で感銘を受けたわたくし。
善は急げということで、自宅でプロジェクションマッピングをしてみました。
まず撮影した完成した映像がこちらです。
※色味や画質に加工が少し入っているのと、音声も音源を編集でくっつけています。

プロジェクションマッピングに当たる部分は「月」の箇所になります。
制作までにやったこと
1. テーマ決め
まずテーマとしては「月」と、もしかしたらあったかもしれない「月に住む人々の風景」をイメージしていました。一見壮大なテーマを掲げていますが、その風景ちょうど十五夜の月の時期だったのと、プロジェクションマッピング入門編にちょうど良さそうな球体への投影という視点・映像素材の有無も踏まえてテーマを決めました。
2. 道具を準備する
- プロジェクター(フリマサイトで購入)
プロジェクターがないと投影できずお話になりませんので新しく購入しました。
めちゃくちゃお安い原価1万円ぐらいのものを中古で仕入れました。 - 突っ張り棒(100円ショップで購入)
- 障子紙(100円ショップで購入)×2個
この辺はスクリーンを作るのに使いました。 - 発泡スチロールのレンガ×6個
- 白ダンボールシート6枚分
この辺は四角い箱(台)を作るのに使いました。 - Amazon Echo Dot
毎朝起こしてくれる子ですが背面がキレイな球体をしていたため投影される役に採用✨
3. スクリーン環境づくり
投影したいお部屋の壁紙が黒い!ということで一応白にしておきました。
下記のような感じで部屋に投影環境を作りました。

その他、撮影やプロジェクターの設置等は家具を活用して作りました。
4. コンテンツ制作
環境ができたら次はコンテンツ作りです。
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BGM
こちらは趣味でSUNO(音楽生成AI)でよく遊んでいるので、さらっと作りました。アンビエントっぽい感じで発注✨ -
映像素材
ニコニコモンズにて既にフリーで公開されている素材をお借りしました。素材主様方に感謝です。あとはCanvaのAI動画生成機能で作成したものを併用して、いくつか混ぜ込みました。 -
映像編集
TouchDesignerで作りました。映像やCG、音楽などを繋げていくことで簡単(?)に映像コンテンツが作れるやさしさソフトウェアです。 -
球体のテクスチャ
ありがたいことにNASAが月のテクスチャを公開してくださってるのでそれを使用しました。
実際の映像づくりをあとは頑張ります。
TouchDesignerは初見だったのでチュートリアルをさらっと学習して、
その後は気合いで作っていきます。

さいごに
インタラクティブな要素が少ないシンプルなプロジェクションマッピングであれば
意外とお手軽にできることが分かり知見になりました。あと、AI生成の映像も実在する映像素材等をブレンドして入れることで意外と違和感を抑えることができることも新しい発見になりました。
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