Closed1
Ubuntu Serverの起動時に SBAT self-check failed:Security Policy Vioration のエラーが出てしまう
このスクラップでは、筆者がUbuntu Serverをセットアップするときに
SBAT self-check failed:Security Policy Vioration
というエラーが出て起動できなかった
ことについて、原因と対策をまとめる。
前提
- Windows11を入れて使っていたPCに
- 別の新しいSSDを接続して
- そちらにUbuntu Serverをセットアップしようとした
原因
セキュアブートのモードが Windows とそれ以外で異なるためである。
Windows11は起動にセキュアブートが必要なので、最近はセキュアブートが設定されているBIOS環境が多い。
実はセキュアブートは基本
- UEFIモード
- 非UEFIモード
の2種類が用意されている。
このうち、Windowsが対応しているのはUEFIモードのみで、
逆にUbuntu (同様の事例をLinux Mintのフォーラムで見たためDebian Linux全般の可能性がある) は
非UEFIモードのみに対応している。
このため、Windows11を入れて使っていた環境にUbuntu Serverを新しくセットアップしようとすると、セキュアブートのモードの違いを踏み抜いてタイトルのようなエラーが出る。
対策
Windowsを起動するときはUEFIモードのセキュアブート、
Ubuntuを起動するときは非UEFIモードのセキュアブートを利用する。
少々切り替えが煩雑だがこうするしかない。
このスクラップは3ヶ月前にクローズされました