Closed1

Ubuntu Serverの起動時に SBAT self-check failed:Security Policy Vioration のエラーが出てしまう

sushichan044sushichan044

このスクラップでは、筆者がUbuntu Serverをセットアップするときに
SBAT self-check failed:Security Policy Vioration というエラーが出て起動できなかった
ことについて、原因と対策をまとめる。

前提

  • Windows11を入れて使っていたPCに
  • 別の新しいSSDを接続して
  • そちらにUbuntu Serverをセットアップしようとした

原因

セキュアブートのモードが Windows とそれ以外で異なるためである。
Windows11は起動にセキュアブートが必要なので、最近はセキュアブートが設定されているBIOS環境が多い。
実はセキュアブートは基本

  • UEFIモード
  • 非UEFIモード
    の2種類が用意されている。

このうち、Windowsが対応しているのはUEFIモードのみで、
逆にUbuntu (同様の事例をLinux Mintのフォーラムで見たためDebian Linux全般の可能性がある) は
非UEFIモードのみに対応している。

このため、Windows11を入れて使っていた環境にUbuntu Serverを新しくセットアップしようとすると、セキュアブートのモードの違いを踏み抜いてタイトルのようなエラーが出る。

対策

Windowsを起動するときはUEFIモードのセキュアブート、
Ubuntuを起動するときは非UEFIモードのセキュアブートを利用する。

少々切り替えが煩雑だがこうするしかない。

このスクラップは3ヶ月前にクローズされました