Cloudflare PagesでService Bindingsを設定するときの注意
こんにちは、@sushi-chanです。電気通信大学で学生をしています。
さて、先日のCloudflare Developer WeekでCloudflare Pagesがwrangler.toml
を用いた設定をサポートすることを発表しましたね。
Today, we’re excited to announce that you can now configure Pages projects using wrangler.toml — the same configuration file format that is already used for configuring Workers.
これにより、Cloudflare KV / D1やService Bindingsの設定をwrangler.toml
で管理できるようになりました。
また、Cloudflare Workersと共通の設定方法になるので管理もより簡単になりました。
ということで、非常にありがたいアップデートです。
早速試してみたのですが、どうやらService Bindingsまわりの設定がWorkersと異なるみたいです。
結論
Cloudflare WorkersでService Bindingsを使うときはこのように設定しますが..。
services = [
{ binding = "WORKER", service = "worker-name" },
]
Cloudflare Pagesでは追加でenvironment
を指定する必要があります。
なお、environment
の中身については、このキーの存在自体がUndocumentedなので分かりません。なぜかproduction
を指定したら動きました。
下でもう少し補足します。
services = [
{ binding = "WORKER", service = "worker-name", environment = "production" },
]
補足
どうやら本来Optionalなenvironment
が、実際にはないとデプロイできない状態のようです。
2024年4月19日時点で修正されたか不明なので、更新があり次第追記します。
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