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メールサーバーの機能とは?
はじめに
4月以降にメール基盤に携わることになりそうなため、メール製品についてアウトプットしていきたいと思います。
そもそもメールサーバーとは?
- メールを送受信するための役割を担うサーバー
- DNSサーバーを通じて相手のIPアドレスを割り出してから届けられる
メールの全体像
1.端末から送信したメールは、送信者側のメールサーバーに届く。
2.受信者を照合するサーバーで、受信者のIPアドレス(ウェブ上の住所)を割り当てる
3.正しい送信先であると確認されたら、受信者側のメールサーバーに転送
4.受信者側のメールサーバーに届いたら、新着メールとして端末に受信
メールサーバーの種類
メールサーバーの種類について解説していきたいと思います。
- SMTPサーバー
- DNSサーバー
- POP3サーバー
- IMAPサーバー
SMTPサーバー
SMTPサーバーとは、「送信の役割を担うサーバー」です。
【SMTPサーバーの役割】
①メーラーからメールを受け取る。
②宛先のメールアドレスから、相手側のメールサーバーを見つけてメールを転送する。
DNSサーバー
DNSサーバーとは、「宛先照合の役割を担うサーバー」です。
【DNSサーバーの役割】
①SMTPサーバーからメールを受け取り、送信先の住所(IPアドレス)を割り出す。
②正しい宛先と確認できた場合は、SMTPサーバーに結果を返す。
POP3サーバー
POP3とは、「受信の役割を担うサーバー」です。
【特徴】
・SMTPサーバーから届いたメールを、メールアドレスごとにローカル管理する。
・ユーザーは任意のタイミングでメールボックスからメールを引き出し、端末へダウンロードする。
・サーバーに接続できないオフラインの状態でもメールを見ることができる。
IMAPサーバー
IMAPとは、POP3同様に「受信の役割を担うサーバー」です。
【特徴】
・サーバー上でメールを管理(POP3はローカルにて管理)
・複数の端末で、同じサーバー上のメールを確認できる。
・メールデータの移行作業は不要(サーバー上にメールデータが保存されているため)
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