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TeraTermの初期設定方法を解説します。
はじめに
ターミナルソフトの代表格である「TeraTerm」の初期設定方法を解説します。
+@でTeraTermマクロにて作成した「ログインマクロ」についてもご紹介します。
今回ご紹介すること
- TeraTermの初期設定
- ログインマクロ(TeraTerm)
TeraTermの初期設定
①TeraTermをダウンロード
1.以下サイトより、「TeraTermポータブル版」のダウンロードを実施。
ダウンロードしたzipファイルは、任意の場所に保存する。
2.保存したzipファイルを任意の場所へ展開し、「ttermpro.exe」を起動する。
3.ターミナル画面が起動することを確認する。
②TeraTerm初期設定
1.英語表記→日本語表記へ変更
- 「Setup」→「General」と選択する。
- 「LanguageUI:」を「Default.lng」→「Japanese.lng」に変更する。
- ツールバーの言語が日本語になったことを確認する。
2.ログ保存設定
- 「設定」→「その他の設定」と選択する。
- 「その他の設定」画面より「ログ」タブを選択する。
以下の項目を設定し、「OK」をクリック。
項目 | 値 | 備考 |
---|---|---|
標準ログファイル名 | %Y%m%d_%H%M%S.log | 当日の年月日と時間を表示 |
標準のログ保存先フォルダ | ログの保存先を選択 | 任意の場所を選択する |
自動的にログ採取を開始する | チェックを入れる | TeraTerm起動時にログ取得を開始する。 |
3.設定保存
「1.英語表記→日本語表記へ変更」と「2.ログ保存設定」で設定した内容を保存する。
- 「設定」→「設定の保存」をクリックする。
- 「TERATERM.INI」を選択し、上書き保存する。
保存完了後、TeraTermの画面を閉じる。
- 再度「ttermpro.exe」を実行し、TERATERMが日本語表記になっていることを確認。
ログインマクロ(TeraTerm)
LinuxサーバーへSSH接続することを想定しています。
※基盤は、「Hyper-V」or「VMware vSphere」
1.エディタにて任意の場所に以下ファイルを作成する。
接続情報は以下になります。
項目 | 設定値 |
---|---|
HOSTADDR | 接続先のIPアドレス |
USERNAME | ログインユーザー名 |
PASSWORD | ログインユーザーのパスワード |
Login.ttl
;=====================================================================
; 接続情報
HOSTADDR = 'IPAddress'
USERNAME = 'username'
PASSWORD = 'password'
;=====================================================================
; コマンドオプション組立て
COMMAND = HOSTADDR
strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=password /user='
strconcat COMMAND USERNAME
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND PASSWORD
; 接続
connect COMMAND
end
2.作成した「Login.ttl」を右クリックし、「プロパティ」を開く。
3.「変更」をクリックし、「その他のアプリ」を選択する。
4.「ttermpro.exe」と同様のフォルダにある「ttpmacro.exe」を選択する。
5.プログラムが変更されていることを確認し、「OK」をクリック。
6.「Login.ttl」のアイコンが変更されていることを確認。
※マクロを実行すると、以下のように自動ログインされる。
参考
【Linux】VirtualBoxインストール~CentOSへのnginx導入迄実施
自分がよく使うTeratermマクロによる自動ログインのやり方をまとめてみたよ
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