【AWS】MacOSにてAWSCLIを利用できるようにする。
はじめに
MacOSにてAWSCLIを利用できるようにする方法をアウトプットします。
前提条件
- インターネットに接続可能
- 今回はMacOSを使用
- AWSに既に登録している。
- MacOSの全てのユーザーにAWSCLIをインストールする。
事前準備
以下手順に従い、IAMユーザーを作成する。
IAMユーザー作成
1.AWSマネジメントコンソールより「IAM」を開く。
2.IAMダッシュボードの左メニューより「ユーザー」をクリックする。
3.「ユーザーを追加」をクリックする。
4.任意のユーザー名を入力する。
5.「AWSアクセスの種類を選択」を以下のように設定し、「次のステップ:アクセス権限」をクリックする。
6.「ユーザーをグループに追加」をクリックし、「Administrators」を選択。「次のステップ:タグ」をクリックする。
※本番運用で使用する場合は、適切な権限を設定する。
7.タグは特に設定せず、「次のステップ:確認」をクリックする。
8.設定に問題がないか確認し、「ユーザーの作成」をクリックする。
9.アカウント情報が表示されるため、以下を控える。
- ユーザー
- URL
- アクセスキーID
- シークレットアクセスキー
※「.csvのダウンロード」をクリックすると、上記の情報が記載されたcsvをダウンロードできる。
※アカウント情報を控えるタイミングは、こちらのみのため必ず控えておく、
10.ユーザー一覧にて、ユーザーが作成されていることを確認する。
11.AWSのログアウトを実施し、控えたURLにアクセス。新規作成したユーザー情報でログインできることを確認する。
AWSCLI導入
1.MacOSのターミナルを起動し、rootユーザーにスイッチする*
sudo -i
※パスワードが要求されるので、rootユーザーのパスワードを入力する。
2.AWSCLIのパッケージをダウンロードする。
curl "https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.pkg" -o "AWSCLIV2.pkg"
satsuton:~ root# curl "https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.pkg" -o "AWSCLIV2.pkg"
% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current
Dload Upload Total Spent Left Speed
100 25.6M 100 25.6M 0 0 4963k 0 0:00:05 0:00:05 --:--:-- 5778k
satsuton:~ root#
3.ダウンロードしたAWSCLIをインストールする。
installer -pkg AWSCLIV2.pkg -target /
satsuton:~ root# installer -pkg AWSCLIV2.pkg -target /
installer: Package name is AWS Command Line Interface
installer: Installing at base path /
installer: The install was successful.
satsuton:~ root#
4.AWSCLIがインストールされたことを確認する。
aws --version
satsuton:~ root# aws --version
aws-cli/2.2.46 Python/3.8.8 Darwin/20.6.0 exe/x86_64 prompt/off
satsuton:~ root#
AWSCLI接続確認
本記事で作成したアカウント「zero」にて接続できるか確認する。
1.以下コマンドを実行する。
aws configure
実行した場合、以下が要求されるため入力する。
項目 | 入力内容 | 備考 |
---|---|---|
AWS Access Key ID | AKI****************** | 先程控えたアクセスキーID |
AWS Secret Access Key | aa********************** | 先程控えたシークレットアクセスキー |
Default region name | ap-northeast-1 | リージョン(東京:ap-northeast-1) |
Default output format | text | "text","JSON","table"のどれかを指定(今回はtext) |
satton@satsuton ~ % aws configure
AWS Access Key ID [****************KQMD]: AKI******************
AWS Secret Access Key [****************hAIY]: aa*********************
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: text
satton@satsuton ~ %
2.AWS上に存在するリソースを確認することができるか確認。
※今回はS3を確認。
aws s3 ls
satton@satsuton ~ % aws s3 ls
2020-06-08 07:41:54 infra-backet01
satton@satsuton ~ %
参考
Mac OSXでaws cliを利用する準備
macOS での AWS CLI バージョン 2 のインストール、更新、アンインストール
AWS CLIのインストールから初期設定メモ
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