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WindowsにDockerを使ってサクッとJenkinsを構築する方法
はじめに
Windows環境でDockerを用いて、サクッとJenkinsを導入してみたので記事として残しておきたいと思います。
環境
- Windows
- Docker
version
C:\Users\owner>docker --version
Docker version 24.0.2, build cb74dfc
- ターミナルは、GitBashを使用する。
作業手順
1.対象のDockerイメージをDockerHubから取得する
- 以下コマンドにてDockerイメージを取得する。
コマンド
docker pull jenkins/jenkins:latest
使用するDockerイメージは、以下になります。
- Dockerイメージがローカル内に存在することを確認する。
コマンド
docker image ls
実行例
$ docker image ls
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE
jenkins/jenkins latest 60786637d5b0 3 days ago 466MB
2.Dockerイメージを起動する。
- 以下のコマンドでDockerイメージをバックグラウンド起動する。
コマンド
docker run --name test-jenkins -d -p 8080:8080 -p 50000:50000 60786637d5b0
上記のコマンドでは、「test-jenkins」という名前でイメージを起動させています。
※60786637d5b0
は、取得したイメージIDになります。
実行例
$ docker run --name test-jenkins -d -p 8080:8080 -p 50000:50000 60786637d5b0
c91ae22440ee26787248335a386fc0f042ecda66ef77f152caffe6588578a1b2
- Dockerコンテナが起動していることを確認する。
コマンド
docker ps
実行例
$ docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
c91ae22440ee 60786637d5b0 "/usr/bin/tini -- /u…" 2 minutes ago Up 2 minutes 0.0.0.0:8080->8080/tcp, 0.0.0.0:50000->50000/tcp test-jenkins
- 以下コマンドを実行し、Jenkinsの初期パスワードを取得する。
コマンド
docker exec -it test-jenkins bash
実行例
$ docker exec -it test-jenkins bash
jenkins@c91ae22440ee:/$ cat /var/jenkins_home/secrets/initialAdminPassword
a0b3170208614d558b85e841d2b118b6
jenkins@c91ae22440ee:/$ exit
exit
※初期パスワードa0b3170208614d558b85e841d2b118b6
を控えておく。
3.Jenkinsの初期設定
- ブラウザにて、
localhost:8080
を開き、以下のようにパスワードを入力しContinueをクリックする。
- 以下の画面になるので、Install suggested plugins(推奨プラグイン)を選択する。
- pluginのインストール処理が走る。
- インストールが完了すると、ユーザー情報の設定画面が表示されるので、それぞれ設定しSave and Continueをクリックする。
- JenkinsのURL設定が表示されるので、こちらもそのままの設定でSave and Finishをクリックする。
- Start using Jenkinsをクリックする。
- Jenkinsのページが表示される。
さいごに
今後、仕事でJenkinsのジョブを作成することがありそうです。
そのため、CI/CD周りの情報についてこれから発信していきたいと考えています。
今回の記事のような形でJenkinsはすぐ構築することができるので、いろいろテストしていきたいと思います。
参考
Discussion