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【WindowsServer】役割と機能の追加で「.NET Framework 3.5 Features」がインストールできない場合の対処

2021/04/25に公開

はじめに

WindowsServerの役割と機能の追加で.NET Framework 3.5 Featuresが追加できない場合の対処をアウトプットします。

事象について

WindowsServerの役割と機能の追加で.NET Framework 3.5 Featuresが追加できない。
※追加しようとすると、以下のようなエラーが発生する。

対処

ISOファイルから対象のファイルパスを選択し、.NET Framework 3.5 Featuresのインストールを実施。
※WindowsServer2012R2、WindowsServer2016にて今回紹介する対処で対応可能であることを確認。

今回の作業環境

項目 内容
Hypervisor Hyper-V
OS WindowsServer2016 Datacenter Evaluation

作業手順

①ISOファイルをOSにマウントする。
②役割と機能の追加を実施する。
③「.NET Framework 3.5 Features」インストール確認

①ISOファイルをOSにマウントする。

1.Hyper-VのVM設定で、WindowsServer2016インストール用メディア(ISOファイル)をセットする。

※ISOファイルは、Microsoft公式サイトにてダウンロード可能
ダウンロードサイト(Microsoft公式)

2.OSにてエクスプローラーを開き、ISOファイルがマウントされていることを確認する。

3.ISOファイルを右クリックし、「開く」を選択。

4.「sources」をクリック。

5.「sxs」をクリック。

6.ファイルパスをコピーし、メモ帳等に控えておく。
下記の場合は、D:\sources\sxsになります。

②役割と機能の追加を実施する。

1.サーバーマネージャーより「管理」→「役割と機能の追加」と選択する。

2.「役割と機能の追加ウィザード」が起動するので、そのまま「次へ」をクリック。

3.「役割ベースまたは機能ベースのインストール」にチェックを入れたまま、「次へ」をクリック。

4.「対象サーバーの選択」画面に遷移する。そのまま「次へ」をクリック。

5.「サーバーの役割の選択」では、何もチェックせずに「次へ」をクリック。

6.「機能の選択」にて、.NET Framework 3.5 Featuresを選択する。選択後、「次へ」をクリック。

7.「インストールオプションの確認」画面にて、「代替ソースパスの指定」をクリック。

8.先程控えたパスをペーストし、「OK」をクリックする。

9.「インストール」をクリックする。

10.5分程待つとインストールが完了する。

③「.NET Framework 3.5 Features」インストール確認

PowerShellを起動し、以下コマンドを実行する。

コマンド
Get-WindowsFeature | Out-String -Stream | Select-String '.NET Framework'

.NET Framework 3.5 Featuresが[X]であることを確認。

実行結果
PS C:\Users\Administrator> Get-WindowsFeature | Out-String -Stream | Select-String '.NET Framework'

[X] .NET Framework 3.5 Features                         NET-Framework-Features         Installed
    [X] .NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む)       NET-Framework-Core             Installed
[X] .NET Framework 4.6 Features                         NET-Framework-45-Fea...        Installed
    [X] .NET Framework 4.6                              NET-Framework-45-Core          Installed
    
PS C:\Users\Administrator>

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