【WindowsServer】役割と機能の追加で「.NET Framework 3.5 Features」がインストールできない場合の対処
はじめに
WindowsServerの役割と機能の追加で.NET Framework 3.5 Features
が追加できない場合の対処をアウトプットします。
事象について
WindowsServerの役割と機能の追加で.NET Framework 3.5 Features
が追加できない。
※追加しようとすると、以下のようなエラーが発生する。
対処
ISOファイルから対象のファイルパスを選択し、.NET Framework 3.5 Features
のインストールを実施。
※WindowsServer2012R2、WindowsServer2016にて今回紹介する対処で対応可能であることを確認。
今回の作業環境
項目 | 内容 |
---|---|
Hypervisor | Hyper-V |
OS | WindowsServer2016 Datacenter Evaluation |
作業手順
①ISOファイルをOSにマウントする。
②役割と機能の追加を実施する。
③「.NET Framework 3.5 Features」インストール確認
①ISOファイルをOSにマウントする。
1.Hyper-VのVM設定で、WindowsServer2016インストール用メディア(ISOファイル)をセットする。
※ISOファイルは、Microsoft公式サイトにてダウンロード可能
ダウンロードサイト(Microsoft公式)
2.OSにてエクスプローラーを開き、ISOファイルがマウントされていることを確認する。
3.ISOファイルを右クリックし、「開く」を選択。
4.「sources」をクリック。
5.「sxs」をクリック。
6.ファイルパスをコピーし、メモ帳等に控えておく。
下記の場合は、D:\sources\sxs
になります。
②役割と機能の追加を実施する。
1.サーバーマネージャーより「管理」→「役割と機能の追加」と選択する。
2.「役割と機能の追加ウィザード」が起動するので、そのまま「次へ」をクリック。
3.「役割ベースまたは機能ベースのインストール」にチェックを入れたまま、「次へ」をクリック。
4.「対象サーバーの選択」画面に遷移する。そのまま「次へ」をクリック。
5.「サーバーの役割の選択」では、何もチェックせずに「次へ」をクリック。
6.「機能の選択」にて、.NET Framework 3.5 Features
を選択する。選択後、「次へ」をクリック。
7.「インストールオプションの確認」画面にて、「代替ソースパスの指定」をクリック。
8.先程控えたパスをペーストし、「OK」をクリックする。
9.「インストール」をクリックする。
10.5分程待つとインストールが完了する。
③「.NET Framework 3.5 Features」インストール確認
PowerShellを起動し、以下コマンドを実行する。
Get-WindowsFeature | Out-String -Stream | Select-String '.NET Framework'
.NET Framework 3.5 Features
が[X]であることを確認。
PS C:\Users\Administrator> Get-WindowsFeature | Out-String -Stream | Select-String '.NET Framework'
[X] .NET Framework 3.5 Features NET-Framework-Features Installed
[X] .NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む) NET-Framework-Core Installed
[X] .NET Framework 4.6 Features NET-Framework-45-Fea... Installed
[X] .NET Framework 4.6 NET-Framework-45-Core Installed
PS C:\Users\Administrator>
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