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Node.js command prompt を Windows Terminal に追加する手順
Windows TerminalにNode.js command promptの登録は手動設定が必要
Git Bash for Windowsはインストール時にインストールオプションでWindowsTerminalに登録してくれるが、Node.js command promptはそのようなオプションがない
Windows TerminalにNode.js command promptを手動登録するには、一意な GUIDを発行する必要があり、iconも手動で取得しなければならない
日本語情報を見つけられなかったので、初心者向けに噛み砕いた手順を記載しておく
step1. nodevars.batのパスを確認する(必須)
Windows 10がCドライブで、NodeJSもinstallerの初期値でインストール実行していれば、下記にあるはず
c:\Program Files\nodejs\nodevars.bat
Windows TerminalのJSONに記述時、パスは下記のように加工する必要がある
- c:\Program Files\nodejs\nodevars.bat
+ c:\\Program Files\\nodejs\\nodevars.bat
step2. PowerShellで 一意な GUID を発行する(必須)
一意な GUID は、Windows PowerShell で下記コマンドで取得できる
New-Guid
GUID 発行をクリップボードに即コピーする場合(推奨)
# 実行後、CTRL+Vで貼り付けでOK
(New-Guid).Guid | Set-Clipboard
本手順書では、仮にここで得たGUIDを998ab9a8-aba9-ab98-9898-ab9898a98b98
とする
step3. NodeJSの公式アイコンを取得しPCに保存する(省略可)
公式のリポジトリから拝借する場合:c:\icon\node.ico
に配置したものとする
Windows TerminalのJSONに記述時、パスは下記のように加工する必要がある
- c:\icon\node.ico
+ c:\\icon\\node.ico
step4. Windows Terminal へ 設定を行う(まとめ)
- Windows Terminalを起動する
- 起動後、
CTRL+,
で設定画面を開く - 画面左下にある「JSONファイルを開く」をクリック
- JSONにstep1~step3の情報を元に追加する
下記の情報はそのまま貼らないこと
実際には人によって値が違うので環境によって読み替えて値を貼ること
例えば"guid": "{998ab9a8-aba9-ab98-9898-ab9898a98b98}"
はそのまま貼ってはいけない。
step2の手順で取得した自身の環境での値にする必要がある。
{
.
.
(省略)
.
.
"profiles":
{
"defaults":
{
//(内容省略)
},
"list":
[
.
.
(省略)
.
.
{
"guid": "{一意の番号}",
"name": "Azure Cloud Shell",
"source": "Windows.Terminal.Azure"
},
{
"guid": "{一意の番号}",
"name": "Git Bash",
"source": "Git"
},
+ {
+ "commandline": "cmd.exe /k \"c:\\Program Files\\nodejs\\nodevars.bat\"",
+ "guid": "{998ab9a8-aba9-ab98-9898-ab9898a98b98}",
+ "hidden": false,
+ "icon": "C:\\icon\\node.ico",
+ "name": "NodeJS cmd",
+ "startingDirectory": "%USERPROFILE%"
+ }
参考記事
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