🧐
WSL2でUbuntu-22.04を追加インストールする
はじめに
WSL2 で構築していた Ubuntu-20.04 の環境がゴチャゴチャしてきたので、新しく Ubuntu-22.04 の環境を追加しました。便利だったので、手順を残しておきます。
WSL2でUbuntu-22.04を追加インストールする
前提
- OS
- Windows10 64bit
- ターミナル
- PowerShell
- WSL2 + Ubuntu-20.04
- インストール済み
手順
WSL2の最新化
WSL2が古くなっている可能性があるので、最新化します。今回は最新化されていました。
> wsl --update
更新プログラムを確認しています。
Linux 用 Windows サブシステムの最新バージョンは既にインストールされています。
念のため、WSL2 の version を確認します。
> wsl --version
WSL バージョン: 1.2.5.0
カーネル バージョン: 5.15.90.1
WSLg バージョン: 1.0.51
MSRDC バージョン: 1.2.3770
Direct3D バージョン: 1.608.2-61064218
DXCore バージョン: 10.0.25131.1002-220531-1700.rs-onecore-base2-hyp
Windows バージョン: 10.0.19045.3324
Ubuntuのインストール
現在のインストール状況を確認します。
> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04 Running 2
インストールできるディストリビューションに Ubuntu-22.04 が含まれていることを確認します。
> wsl --list --online
インストールできる有効なディストリビューションの一覧を次に示します。
'wsl --install -d <Distro>' を使用してインストールします。
NAME FRIENDLY NAME
(略)
Ubuntu-18.04 Ubuntu 18.04 LTS
Ubuntu-20.04 Ubuntu 20.04 LTS
Ubuntu-22.04 Ubuntu 22.04 LTS
(略)
Ubuntu-22.04 をインストールし、ユーザ名とパスワードを入力したら Ubuntu に接続できます。
> wsl --install -d Ubuntu-22.04
(略)
Enter new UNIX username: username
New password:password
Retype new password:password
passwd: password updated successfully
この操作を正しく終了しました。
Installation successful!
(略)
既定のディストリビューションの変更
Ctrl + D
で切断し、現在のインストール状況を確認します。
> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04 Running 2
Ubuntu-22.04 Running 2
既定のディストリビューションを Ubuntu-22.04 に変更します。
> wsl --set-default Ubuntu-22.04
この操作を正しく終了しました。
「*」が Ubuntu-22.04 と同じ行に表示されていれば、既定のディストリビューションの変更成功です。
> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-22.04 Running 2
Ubuntu-20.04 Running 2
おわりに
VirtualBox などで VM 構築していた頃とは比べ物にならないほど、さっと環境構築できるようになって嬉しい限りですね。
Discussion