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Git関連の初期設定

2023/08/27に公開

はじめに

新しい環境にGitを導入しようとしたら、初期設定周りで何をしたらよいかすっかり忘れていたので、備忘録を残しておきます。

初期設定

前提

  • OS
    • Ubuntu 22.0.4
      • Windows10 64bit のPC上に WSL2 を使って Ubuntu を導入
  • git
    • 2.34.1

手順

ユーザ情報

ユーザ情報として氏名とメールアドレスを設定します。

git config --global user.name '(名) (姓)'
git config --global user.email '(メールアドレス)'

デフォルトブランチ名

デフォルトだと master なので、 main に変更します。

git config --global init.defaultBranch main

エイリアス

よく使うコマンドの短縮形をエイリアスとして登録します。[1]

git config --global alias.br branch
git config --global alias.cm commit
git config --global alias.co checkout
git config --global alias.sw switch
git config --global alias.lga 'log --graph --oneline --decorate --all'

エディタ

デフォルトだと nano なので、使い慣れている vim に変更します。

git config --global core.editor vim

git fetch --prune

git fetch 時にリモートで削除されたブランチをローカルに反映したいので、 prune を有効にします。[2]

git config --global fetch.prune true

git-secrets

git-secrets をインストールします。

git clone https://github.com/awslabs/git-secrets.git
cd git-secrets
sudo make install

AWSのシークレットキーが含まれているかのチェックはよく使うので、グローバルに設定します。

git secrets --register-aws --global

git init 時に git secrets --install を常に実行したいので、テンプレートを作成します。

git secrets --install ~/.git-templates/git-secrets
git config --global init.templatedir '~/.git-templates/git-secrets'

ターミナルの表示変更

おわりに

初期設定はあまり実施する機会がないので、久しぶりに色々と思い出しました。新しい環境を使っていく中で設定を追加したら、適宜更新します。

参考

脚注
  1. VSCode が使える環境であれば、拡張機能の Git Graph を利用することがほとんどです ↩︎

  2. git pull は内部的に git fetch を呼び出すので、git pull 時にもローカルブランチを削除してくれます ↩︎

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