🎍

2022年の振り返り 仕事編

2022/12/31に公開約4,400字

こんにちは。sumirenといいます。
CIerでテックリードをやったり、スタートアップでフリーランスエンジニアをやっています。

この記事は所謂ポエムで、2022年の振り返りを書こうと思います。

2022年 本業振り返り

本業はCIerでテックリードをしていました。

業務

3月までは、昨年7月頃から引き続き大手製造業向けB2C ECサイト開発の責任者をしていました。

全体で20名ほどのチームで、

  • お客様の年間予算を踏まえて案件やアーキテクチャを検討
  • テスト自動化の導入
  • チームビルディング

などをしていました。

今年に入ってからは、特にテスト自動化には力を入れました。テストピラミッドのデザインや、テスト領域ごとのテストツール、それらを使った開発プロセスの整理、お客様との合意などです。

総じて、課長職に昇進したことと、当時の部長が背中を押してくれる方だったこともあり、かなり自由にやらせてもらいました。
一方で、お客様との取引は4年近く続いていることもあり、過去の経緯が制約になって手が打ちづらい課題などもありました。

2月から並行で新規案件のプリセールスをし、受注できたため、4月からそちらの案件の責任者に移りました。

このプロジェクトは新規だったので過去経緯の制約がなく、

  • ユニットテスト含めた自動テストを品質計画に盛り込む
  • アジャイルの採用
  • サブシステムカットでのチーム構成(コンウェイの法則)

など、より内製化に近い形の開発方法をお客様と合意して進められました。

全体で10名強の小さいチームですが、新卒などジュニアメンバが多かったこともあり、実際にプロジェクトで技術検証など手を動かす機会やペアプロする機会もあり、楽しかったです。

一方、4月〜同じタイミングで副部長職に昇進したのですが、役職的に中途半端だったり、ボードメンバと距離が近くなったことで、ゲリラ的に施策をやりづらくなってしまい、ラインマネジメントの動きはあまり出来なかったように思います。

※Twitterや自己紹介で「副部長」とか「プロジェクト責任者」と言っても何のことか分からないと思うので、便宜上テックリードを名乗るようにしています。

振り返り

昨年よりやりがいのある仕事をできた1年だったと思います。チームビルディングや、開発プロセスのデザインに本気で取り組みました。「価値」を真剣に考える機会にもなりました。

自身の成長に関して言うと、技術的にはテスト自動化の領域で大きく成長できました。もともとCICDやDevOpsといった概念には興味があり勉強していたのですが、業務で必要となったことで、解像度が一気に高まったように思います。

一方、マインド面は最も成長したと感じます。1年間エンジニアリングマネージャや責任者をやることで、ビジネスバリューを意識したり、視座を高く持つ癖がつきました。
フリーランスの面接やカジュアル面談でも「喋れる」「コミュニケーションが取れる」を長所と取ってもらえることが多いですし、案件参画した後も「任せられる」と言われることが多いので、既にこの1年の経験はペイし始めているとは思います。

それから、自分自身に対する理解も高まった気がします。
正直、4月以降は本業のモチベーションが低下傾向にありました。基本的にハードワーカーでモチベーションをなくすことがあまりないのですが、「創造性を発揮できない」「決裁プロセスが煩雑」といった環境やポジションは、自分に合っていないということも分かりました。
「副〜」というプレフィックスのつく役職/ロールは、人生で二度とやらないと思います。

2022年 副業振り返り

副業では、自社サービス企業様を主に3社様支援していました。

業務

2月〜8月頃まで、メガベンチャー様にお世話になりました。
※年商500億以下で、人によってメガベンチャーかどうかの解釈が分かれる企業様ですが、新卒認知がかなり高いです。

ライフプラン関連の新規事業で、WebサービスをNext.js / Vercel / Firebaseといった技術スタックで構築していく業務でした。
主にはバックエンドでしたがフロントも触らせてもらい、Firestoreの設計/実装/CICD、Firebase AuthenticationとNext.jsの間の連携(ログイン/会員登録機能)などを担当しました。
もともとフロントエンドはVue / Nuxt.jsの経験があったのですが、Reactにしっかりキャッチアップする機会になったことも良かったです。

本業とは違い、技術やアーキテクチャについて会話ができるようなレベルの高い社員様がいらっしゃって、一緒に仕事ができて嬉しかったです。
一方で、企業様としてあまり新規事業への投資がリッチでなく、人数が少なく開発に勢いがないと感じていました。

そこで、9月からはスタートアップ様にお世話になり、よりスピード感の速い開発にチャレンジしました。

フロントを集中強化したく、一度フロントの仕事だけを狙って獲りました。
この案件はReact Nativeで、「未経験でもOK」とのことで「まぁ自分の技術力なら追いつけるだろう」と思って獲ったのですが、結果的にはダメでした。

  • スキル的の高い方が集中しており、Xcodeすらインストールしたことがない上に副業の自分では開発ペースに追いつけなかった
  • カルチャー的にSI→スタートアップのギャップが大きすぎた

結果的には契約終了となり、少しプライドが傷ついたのですが、同時に「レベルの高いスタートアップは、メガベンのレベルを超えてくる」と知ることができました。
自分の実力不足を認め、成長するために再度スタートアップにチャレンジすることにしました。
また、フロントだけではバリューが出しづらく単価的に安いことも分かったため、フルスタックで仕事を探すように戻しました。

12月〜医療系スタートアップをフルスタックエンジニアとして支援しています。
フロントはTypeScript / React / GraphQLで、バックエンドはKotlin / gRPCといった構成です。
9月に入った現場より、さらに高いレベルでエンジニアリングをしている現場で、ドキュメントやドメインモデルの精度・コードの自動生成・オンボーディングの的確さなど、1つ1つのレベルが違うと感じています。
2022年12月現在、生き残るために必死で仕事をしています。
初回の契約更新は無事でき、次の更新タイミングは2023年3月末です。

振り返り

昨年の夏から副業を始めたのですが、今年は本格的に高いレベルの現場を渡り歩き、挫折も含めて色々な経験ができたと感じます。

特にフロントエンド領域の成長が大きく、自分の理想とする「スーパーマン的なフルスタックエンジニア」に近づきつつあるように感じています。
1月時点ではVue.js / Nuxt.jsを雰囲気で使っているレベルだったのですが、今ではNext.jsのドキュメントを全部読んで100 Likesもいただける記事を書けるようになりました。

Nuxt.js→Next.jsに乗り換えた時に体験の良さに感動し、純粋にNext.jsを好きになれたことが良かったのかなと思います。リリースノートを読むことも新規機能を検証することも苦ではないです。

一方、Next.jsには詳しいものの、React自体の経験という意味ではまだまだこれからで、

  • コンポーネントのユニットテストをしたことがない
  • 状態管理もちゃんと経験したことがない
  • Storybook未経験
    みたいなレベルなので、ここはこれからたっぷり積んでいかないといけないと思っています。

また、バックエンド/インフラについても、Firebase / GCPを本格的に触ったのは初めてでしたし、12月からはgRPC / GraphQLサーバーに触れており、こちらも来年とても成長できそうでワクワクしています。

また、本業でのPM経験もあって口先は回るほうなので、仕事に困ることは全くありませんでした。
そのあたり、自分の強みを知れたことも良かったと思います。

2022年の総評と2023年の意気込み

本格的に本業という会社の殻を突き破り、業界や社会で生きることを知った1年だったと思います。
副業ももちろんですし、Twitterやコミュニティに関わったことで様々な出会いもあり、ここから先のキャリアについて視界が開けてきました。

今までの数年分成長できた1年だったと感じています。
同時に、世界が広がったことで目標がずっと高くなり、「もっと成長しなければ」という焦りも、今まで一番強く感じています。

残り3年で20代も終わりなので、来年も新しいアクションを取り続けたいと思っています。

一番大きなところでは、この1年やっていたマネージャ経験への投資を、来年はエンジニアリングにフル投入に戻したいと思います。
そのため、本業では転職や異動を考えています。
転職する場合、SIerは一旦卒業して、スタートアップ / メガベン / 外資のいずれかに行こうと思います。
※外資のみ、エンジニアリングフル投入ではなくなる可能性もあると思っていますが、英語など自分の幅を広げられるならアリと思っています。

これは余談ですが、SIerを4年間経験でき、コンサル的な動きをしたり、お客様と交渉したり、プロジェクトにコミットしたり、ウォーターフォール開発をかっちりやれたことは、良い経験でした。
一方で、事業として見たときのSIは、提供できる価値に限界があるとも感じています。お客様のケイパやSIというビジネスモデルがエンジニアリングを制約しますし、全体的に組織としてのエンジニアリングのレベルが自社サービス企業より低いためです。

また、副業は継続して、スタートアップやメガベンで技術の幅を広げ続けようと思います。

技術的には、

  • フロントエンド
  • フロントインフラ(Edge / CDNなど)
  • マイクロサービス
  • コンテナ

あたりを中心で考えています。

文脈ない部分だけ補足すると、バック/インフラについては、AWS Serverlessなど強みがある一方、インスタンス系のサービスでかっちりしたものを作ったり、X-RayやDatadogなど活用して監視するみたいな経験があまりないので、そのあたりやっていきたい気持ちです。

まとめ

来年もよろしくお願いいたします!!

Discussion

ログインするとコメントできます