AWS Certified Machine Learning - Specialtyに合格しました
はじめに
昨年からデータエンジニアとして働いており、2023年10月にGoogle Cloud Certified Professional Machine Learning Engineerを取得しました。
その後、資格熱がすっかり冷めていましたが最近少しぶり返してきたのもあり、2024年3月に機械学習つながりでAWS Certified Machine Learning - Specialtyを受験してみることにしました。
仕事でAWSに触れる機会はほとんどなく、後学のためというふんわりとした目的意識の甘さが気になりますが、しばしそこは見ないことにします。
学習期間は1か月でした。
これまでの取得資格のなかで関連しそうなもの
- 統計検定準1級
- Google Cloud Certified Professional Machine Learning Engineer
- 資格ではありませんが機械学習コンペの参加経験も役立ちました
学習した動画、書籍、模擬問題
【動画】Exam Readiness: AWS Certified Machine Learning - Specialty (Japanese) (Na) 日本語実写版
Exam Readiness: AWS Certified Machine Learning - Specialty (Japanese) (Na) 日本語実写版
学習に含めてよいか迷いますが、やったことはやったので書いておきます。AWS公式がAWS MLSの概要を説明してくれる動画。英語音声&日本語字幕ではなく、日本語で話してくれるので助かります。この動画でなんとなくAWS MLSの雰囲気を知ることができます。無料。
【模擬問題】AWS Certified Machine Learning - Specialty Official Practice Question Set (MLS-C01 - Japanese)
AWS Certified Machine Learning - Specialty Official Practice Question Set (MLS-C01 - Japanese)
AWS公式が用意してくれている模擬問題。こちらも無料です。やってみると40%しか得点できず、最初はこんなものだと自己肯定。と言いつつ最初のこれっきり実施せず後述のUdemyの模擬問題にシフトしました。私にはサクサク進められて答え合わせもしやすいUdemyのUI/UXが合っているようです。他にもAWS公式にはskillbuilderやBLACK BELTといった学習コンテンツが揃っているのかと眺めつつ、結局そちらに手を出すことはありませんでした。
【書籍】AWSではじめるデータレイク
AWS MLS対応の書籍ではありませんが、何かしらベースとなる紙の本が欲しかったため購入しました。ハンズオンは飛ばして概念をインプット。また、試験対策ノートのようなものは作らず、この本に大きめの付箋を貼ってそこに覚えたいキーワードなどを書き込んで毎日周回するといった使い方をしました。そのため本文と全く関係のない付箋がついているページもあるので、試験に関係なく読み返したいときには邪魔だろうと思います。そのときは仕方ないので同じ本を買うしかないかもしれません。
【模擬問題】【最短攻略】AWS 認定機械学習 – 専門知識 模擬問題集
Webで見かけた合格ブログに紹介があり、評価も高そうでしたのでUdemyで購入しました。定価2,600円がセール価格で1,800円でした。Udemyで欲しいものがあれば、1か月くらい眺めていればそのうちセールになる感じがします。この模擬問題をやってみたところ、解説に甘さがあり残念ながら私には向いていませんでした。
- 問題セット1 1周目:55% 2周目:90%
- 問題セット2 1周目:58% 2周目:90%
【模擬問題】【MLS-C01対応】AWS認定 機械学習 – 専門知識 模擬問題集+詳解 【2024年版最新】
【MLS-C01対応】AWS認定 機械学習 – 専門知識 模擬問題集+詳解 【2024年版最新】
2セットでは不安かなと他の模擬問題を探していて見つけたのがこちら。星が0で評価コメントも0。でも問題数は多そうで、日本語対応で、セール中で2,600円が1,500円と好条件でしたので購入してみました。結果的にすごく良かったです。問題文に含まれるキーワードについての解説がある、正誤どちらの選択肢にもその理由の解説があるなど丁寧なところがとてもいい感じ。最初にこちらを購入していれば先に購入した方は不要でした。
- 問題セット1 1周目:49% 2周目:78%
- 問題セット2 1周目:61% 2周目:87%
- 問題セット3 1周目:61% 2周目:83%
- 問題セット4 1周目:66% 2周目:86%
- 問題セット5 1周目:75%
正答率90%に届くまで周回したいところでしたが、試験日まで時間が足りずここでタイムアップ。
試験日
オンサイトで受験しました。身分証は免許証と保険証でOK。長袖の腕をまくって腕時計などをしていないか見せてください、ズボンのポケットに物が入っていないかはたいてみてくださいなど、何度もお世話になっているテストセンターでしたがこれまでに経験のないオーダーがありました。そのうち金属探知機でも導入されるのでしょうか。それと、顔写真撮影もありました。たしかGoogle Cloud資格のときはなかったような気がします。
試験を開始して5問くらいやってみて、これは合格するだろうなと、そのくらいの仕上がりでした。試験時間が180分のところ、60分で解き終わり、30分で見直して終了。画面に合否は表示されず、4時間後にメールで合格通知がありました。スコアは879/1000でした。
今回初めてのAWS資格試験でしたが、問題文の日本語に怪しさを感じたら英語に切り替えるボタンがあるのが素敵でした。英語対応しかない試験もあるGoogle Cloudにはぜひ見習ってほしい点です。
なお、2024年3月までの受験料が300USD=30,000円であったところ、為替の影響で4月からは40,000円になるそうです。GCP MLEは200USDで時価の為替レートで円換算。どっちも安くはなく、会社が補助してくれるなどでない限りなかなかの額です。
この1か月の振り返り
模擬問題1セットが65問とボリュームがあり、一度に実施するとぐったりです。そのため模擬問題の1周目が結構大変でした。次からは素直に1周目から解き始めるのではなく、1周目は解答せずにいきなり答えを見て勉強してしまう方式がよさそうかなと思っています。そうすれば変なクセがつく前に正しい理解ができて時短にもなりそう。
以上、この記事が何かの参考になれば幸いです。
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