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Professional Cloud Security Engineerに合格しました

2024/04/14に公開

はじめに

2024年4月にGoogle Cloud Certified Professional Cloud Security Engineerに合格しました。

合格までの2週間の勉強で、これまで断片的に見聞きしていたセキュリティ周りのサービスを、整理して理解することができました。

勉強を始めるにあたり、複数の合格ブログを眺めながら合格までの王道を調べましたが、他のGoogle Cloud資格と同様にデファクトスタンダード的なものは見つからず。

そこで、私が実際に行った勉強方法の反省を踏まえて再構築した、私の考える合格までのベストプラクティスをご紹介します。

これまでに私が取得したクラウド関連の資格は以下のとおりです。

このうち、Machine Learning系の資格は今回の資格と全く関係がなく、残りの2つを取得したのは1年前で何も覚えていないため、そこからの予備知識ほぼない状態と言えます。

ただ、直近1年間はGoogle Cloudに携わる仕事をしていたため、少なくとも半年から1年程度のGoogle Cloudの経験のある方向けになると思います。

それではスタートです。

どんな試験なのか、どんなサービスが試験範囲なのか、などを把握するために公式のドキュメントにひと通り目を通します。この時点では試験範囲に書かれている用語で、わかるもののほうが少ない状態で構いません。模擬試験も用意されていますが、やるかどうかはお好みで。まずはそれくらいあっさりでOK。

上記の模擬問題集を購入しました。問題文の解説とともに正誤両方の選択肢について解説があり、その日本語も自然な感じがしましたのでおすすめです。（Udemyでこれまで12個の模擬問題を購入した私調べ）

私の1周目の実施結果（正解率）は以下のとおりです。

きれいに全部間違えたのではなく、1周目はテストを開始してすぐに終了し、解説ページに移動してそれを学習しました。はじめから素直に解いて採点してみるという方法は取りませんでした。

解説ページでの具体的な学習方針は以下のとおりです。

ここでの「知らないサービスを調べる作業」にかなり時間がかかります。私は1週間かかりました。ですが避けて通れないポイントです。英単語がわからないと英文が読めないのと同じ構図。

もしここの時間短縮を考えるのであれば、私が実際に作成して毎日の復習に利用したものをZennの本としてワンコインで販売中ですので、よければご検討を。以下より一部無料で見られます。

「STEP2」での不明サービスの洗い出し作業では、特に以下の3ページにお世話になりました。これらのページをここで詳しく読みます。

それなら最初からこれらのページを学習すれば良さそうに感じるかもしれませんが、問題文でどう聞かれるのかを理解したこのタイミングで学習するのがベストです。

要点がわからないまま漫然と読み流しても記憶には残らないでしょう。

ここまでのステップで、最低限必要な材料は全て頭のなかに揃っている状態です。あとは模擬問題を周回し、苦手部分を埋めながら精度を上げていきます。単調な作業で飽きますので、コーヒーブレイクなどを入れてメリハリを。

私の2周目以降の実施結果（正解率）は以下のとおりでした。

100％の正解率を取ると、「これはもう合格したも同然だな」という境地に達します。

ここまでの仕上がりで私は本試験を受け、1問目を解いた段階で合格を確信しました。

そして20分で全問を解き、さらに20分で見直しを終えて、その後の画面で「合格」の2文字を目にすることができました。

以上、この記事がどなたかの参考になれば幸いです。