Tableau Desktop Specialistに合格しました
はじめに
データエンジニアとしてデータの可視化領域、つまりBIツールまわりの知識に不足を感じ、Tableauを勉強してみることにしました。そして、知識定着の確認のためにTableau Desktop Specialist試験を受験し、どうにか合格できましたのでその過程を簡単にまとめておきます。
ざっとWeb上の合格体験記を見たところ難易度は高そうでなかったため、試験範囲の確認や公式の学習ソースの利用はスキップし、書籍と模擬問題のふたつのみの学習方針としました。
学習開始時の自身のレベルとしては、Looker Studioの書籍を少し読んだことがある程度で、Tableauに触れたことはありませんでした。学習期間はGWの4日間を含む1週間でした。
学習した書籍、模擬問題
【書籍】Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック 第3版
まずは本書をベースに学習を開始。途中まではハンズオンも含めて進めていましたが、細かい操作に意識が向いてしまい、全体像のなかで自分がいま何をやっているのか迷子になったため、ハンズオンを中止。そこからハンズオンなしで最初から読み直しました。
このようなきれいな進み方ではありませんでしたが、操作感を身に着けられ、全体を俯瞰した理解もできたので、結果オーライだったかなと思います。
重要そうなところには付箋を貼り、毎日復習しました。
【模擬問題】【Tableau Desktop Specialist】最短で合格するための試験対策問題集 2024
Web上の合格体験記を参考に、Udemyのこの模擬問題をセール期間中に1,500円で購入しました。3周し、正解率は以下のとおりでした。
- 問題セット1 1周目:57% 2周目:88% 3周目:100%
- 問題セット2 1周目:42% 2周目:97% 3周目:100%
- 問題セット3 1周目:53% 2周目:71% 3周目:97%
- 問題セット4 1周目:60% 2周目:91% 3周目:97%
試験当日
CBTのこれまでの試験で利用したことのない会場を予約しました。これまでの多くの試験で「イーエデュケーションズ札幌駅西口センター」にお世話になっており行き慣れていましたが、より新しくきれいで広そうだったため、どんなものかと「札幌駅南口テストセンター」にしました。身分証は運転免許証を持参。
事前情報どおりきれいで広くロッカーも多く、そのあたりは快適でした。ただ、ジャケットのポケットの裏地まで見せろとか、パンツの尻ポケットも見せろとか、これはTableauのルールなのか会場のルールなのか、あんまりいい気持ちはしませんでした。
試験自体については、模擬問題だけの知識だと合格できないだろうなという印象で、スコアは833/1000でした。
まとめ
Google Trendを見ると、日本でのTableau優位は当面揺らがないのかなと思います。
一方で、世界を見るとMicrosoftのPower BIが迫ってきており、そっちを学習してみるのもアリかと思いました。
また、データ分析基盤としてはSnowflakeやDatabricksなどもあり、そのあたりのキャッチアップも面白そうかなと思います。
余談
Tableauアカウント作成時の姓名を漢字で登録してしまい、CBT予約のためのPearson VUEへの画面遷移時にエラーとなり試験予約できない状況が発生。Tableau(Salesforce)サポートに問い合わせてアルファベットでの登録に変更してもらいました。最初から漢字登録できないようにしといてくれればいいのに。
以上、この記事が何かの参考になれば幸いです。
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