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AWSでサーバーを構築してみる~ドメインの取得(無料)~

2021/01/30に公開

はじめに

くーばねてすをやっつけるためにこれまでにLinuxさんと仲良くさせていただいたが、新たなステージに上がるためについにAWSさんに会いに行くことにした。AWSさんと仲良くなることでLinuxさんのファイルシステムだけでなく、インターネットの仕組みの理解につながると思い勉強する。今回はその第1歩としてAWSを使ってWordPressでブログシステムを構築しようと思う。
ここまで作成することができた!↓

サーバーはほぼ完成だっあとはドメインの取得だけ。

概要

AWSに外部取得ドメインを設定する手順
①IPアドレスを固定する
↑ここまではやったので

↓ここから
②freenom(外部サービス)でアカウント作成
③freenom(外部サービス)で作成したいドメインが使用可能か確認する
④ドメインを管理するためのホストゾーンを作成(NS、SOAレコードを作成)
⑤freenom(外部サービス)でドメインの申し込み
⑥作成されたドメインをAWSで使うための設定する
⑦ドメイン名にEC2インスタンスのIPアドレスを紐付ける(Aレコードの追加)

②から⑦をまとめた!(>_<)

ドメイン取得のための外部サービス

https://qeee.jp/magazine/articles/12515
ここには載ってないが今回は「freenom」でドメイン取得する。

②freenom(外部サービス)でアカウント作成

https://www.freenom.com/ja/index.html?lang=ja
freenomでドメインを取得するのにアカウントを登録する。
Googleアカウントで登録すると楽

③freenom(外部サービス)で作成したいドメインが使用可能か確認する


この画面で使用したいドメインを入力してドメインが使用可能か確認する。
ドメイン名は一意の名前でなくてはいけないので他に被ってるドメイン名がないか調べる。
ドメイン名全体の管理をICANN筆頭に様々な団体、プロパイダーがドメインの販売、管理を行っている。
ドメイン名によって管轄している団体が変わり料金も変わる。今回はテストなので無料でドメインを作成する。こちらを参考にドメインを指定してみた↓
http://www.freenom.com/ja/freeandpaiddomains.html

④freenom(外部サービス)でドメインの申し込み

欲しいドメインが使用可能だったのでドメイン取得の申し込みをする。

選択をしたらチェックアウトを押す。

ドメインをAWSで使用することができるようにするために、AWSにてホストゾーンの作成をする。
AWSで作成できたDNSレコードをfreenomでドメインに設定するためだ。
「DNSレコード」とはDNSがドメイン名とIPアドレスの紐付けるデータのことだ。ドメインを使用するためにDNSレコードをドメインに複数紐づける必要がある。
DNSレコードの種類
|レコードの種類|説明|
| --- | --- | --- |
|SOAレコード|ゾーンに関する情報が書かれたレコード|
|NSレコード|管理を委託しているDNSサーバの名前が書かれたレコード|
|Aレコード|ドメイン名に対応するIPv4IPアドレスが書かれたレコード|
|AAAAレコード|ドメイン名に対応するIPv6IPアドレスが書かれたレコード|
|MXレコード|ドメイン宛のメールの配送先メールサーバが書かれたレコード|
|PTRレコード|IPアドレスに対応するドメイン名が書かれたレコード(Aレコードの逆)|

なのでfreenomで作成したドメインをAWSでドメイン管理を委託するためにドメインにNSレコード(管理を委託しているDNSサーバの名前が書かれたレコード)を設定する必要がある。
まだAWSでNSレコードを作成してないので作成するためにホストゾーンを作成する。
※AWS Route53のホストゾーンはレコードを管理するためのコンテナであり、特定のドメインのトラフィックをルーティングするための情報を格納している。 ホストゾーンの名前と対応するドメインの名前は同じ。

⑤Route53でドメインを管理するためのホストゾーンを作成(NSレコードを作成する)

Route53でホストゾーンを選択し、ホストゾーンの作成をおす。

ホストゾーンの作成画面。

ドメイン名に先ほど使用可能か確認したドメイン名を入力する。
タイプではWEBブラウザで使用できるようになりたいのでパブリックホストゾーンを選択する。
最後にタグを設定してホストゾーンを作成をおす。
ホストゾーンの作成ができて、NSレコードができた。NSレコードは複数あり、4つ作成できたのが確認できると思う。

⑥作成されたドメインをAWSで使うための設定する

AWSのRoute53で作成できたNSレコード(4つ)をfreenomの画面に戻りドメインに紐づける。
※NSレコードは管理を委託するDNSサーバの名前が書かれたレコードでありドメインに紐づけるとAWS Route53でドメインを管理できるようになる。

DMSを使用する→独自のDNSを使用する→NSレコードを入力する。(AレコードとあるがNSレコード)
ここの画面では2つまでしか設定できないので2つ入力する。
※NSレコード末尾の . は消して入力すること
2つ設定できたら続けて残りの2つを設定する。
トップ画面上の「Services」から「マイドメイン」を選択、「ドメインの管理」、「freenomDNSの管理をする」、「ネームサーバーの編集」で残りのNSレコードを設定する。
※NSレコード末尾の . は消して入力すること

⑦ドメイン名にEC2インスタンスのIPアドレスを紐付ける(Aレコードの追加)

Route 53 → ホストゾーンから対象のホストゾーンを選択し、「レコードの作成」をクリックする。

シンプルルーティング、エイリアスをOFF、レコード名は空欄、レコードタイプをIPv4アドレス、にドメインを紐づけるインスタンスの固定IPアドレス(パブリックIPアドレス)を入力する。これでレコードの作成。

Aレコードに設定されているIPアドレスがインスタンスのパブリックIPアドレスと同じか確認。
ドメインがインスタンスに結び付いてるかWEBブラウザを開いて確認する。作成したドメインで検索。

でてきた!インスタンスとドメインが結び付いている!(^^)
これでドメインの設定が完了した。

まとめ

AWSでドメインのある、定期的に自動バックアップがとれるブログサーバーを作成することができた!ちょっと難しかったけど、ちょっとづつ意味を理解して作成できたと思うので良かった(>_<)

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