AWSでサーバーを構築してみる~Apacheをインストールする~
はじめに
くーばねてすをやっつけるためにこれまでにLinuxさんと密に仲良くさせていただいたが、新たなステージに上がるためについにAWSさんに会いに行くことにした。AWSさんと仲良くなることでLinuxさんのファイルシステムだけでなく、インターネットの仕組みの理解につながると思い勉強する。今回はその第1歩としてAWSを使ってWordPressでブログシステムを構築しようと思う。
ここまで作成することができた!
今回はインスタンスをWebサーバーにするためにApacheとWordPressとデータベースとしてMariaDBをインストールしようと思う。
概要
■Apacheをインストールする
をまとめた(^_-)-☆
■Apacheをインストールする
Apacheをインスタンス起動状態でずっと起動できるようにするには、
インスタンスにソフトをインストール、
ソフトを起動する、
httpdをOSが再起動したときに自動起動するよう設定する
といった手順が必要になる。
SSHでインスタンスに接続できたらApacheをインストールする。
$ sudo yum -y install httpd
Apacheソフトを起動する
$ sudo service httpd start
httpdをOSが再起動したときに自動起動するよう設定する
$ sudo systemctl enable httpd.service
Apacheが起動したかプロセスを確認する
Apacheはhttpdというファイルが実行コマンドなので起動中であればプロセスのなかに表示される。psコマンドに-a(すべてのプロセスを表示)、-x(他の端末に結び付くプロセスも表示)オプションを付けてプロセスを表示する。
$ ps -ax
$ ps -ax
PID TTY STAT TIME COMMAND
~略~
3533 ? Ss 0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
3534 ? Sl 0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
3535 ? Sl 0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
3536 ? Sl 0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
3537 ? Sl 0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
3538 ? Sl 0:00 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
~略~
Apacheが動いていることが確認できた。
httpdが待ち受け状態になっているか確認する
ユーザーがブラウザを通してサーバーにアクセスすると、httpdはそれに対してコンテンツを返せるように常に待機状態を維持していないといけない。
なのでhttpdが待ち受け状態にあるか確認する。
$ sudo lsof -i -n -P
$ sudo lsof -i -n -P
COMMAND PID USER FD TYPE DEVICE SIZE/OFF NODE NAME
httpd 3533 root 4u IPv6 22994 0t0 TCP *:80 (LISTEN)
httpd 3534 apache 4u IPv6 22994 0t0 TCP *:80 (LISTEN)
httpd 3535 apache 4u IPv6 22994 0t0 TCP *:80 (LISTEN)
httpd 3536 apache 4u IPv6 22994 0t0 TCP *:80 (LISTEN)
httpd 3537 apache 4u IPv6 22994 0t0 TCP *:80 (LISTEN)
httpd 3538 apache 4u IPv6 22994 0t0 TCP *:80 (LISTEN)
httpd 3773 apache 4u IPv6 22994 0t0 TCP *:80 (LISTEN)
httpd 3779 apache 4u IPv6 22994 0t0 TCP *:80 (LISTEN)
httpdが80番ポートで待ち受けていることが分かった。
インスタンスのパブリックIPアドレスにアクセスすると、Apacheのテストページが確認できた。
まとめ
Apacheがインストールできた!
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