AWSでサーバーを構築してみる~設計説明~
はじめに
くーばねてすをやっつけるためにこれまでにLinuxさんと密に仲良くさせていただいたが、新たなステージに上がるためについにAWSさんに会いに行くことにした。AWSさんと仲良くなることでLinuxさんのファイルシステムだけでなく、インターネットの仕組みの理解につながると思い勉強する。今回はその第1歩としてAWSを使ってWordPressでブログシステムを構築しようと思う。
概要
■AWSのデータはどこにあるのか
■ネットワークをつくる
■VPC
■サブネット
■インスタンス
■ドメイン
■バックアップ用ストレージ
をまとめた!
■ネットワークをつくる
AWSでネットワークを作る!設計の説明する!('_')
■作ったデータはどこにあるのか
これからつくるデータはどこにあるのか。
AWSでは世界各国に大きなデータセンター群が数十か所あり、各国(各地域)ごとのデータセンター群をAWSではリージョンという。
そして各国(各地域)ごとのリージョンではさらにいくつかの地点にデータセンターが配置されており、それら各データセンターをアベイラビリティーゾーンという。
AWSではインターネットのレスポンスを良くする為だったり、耐障害性を高める為だったり、他のリージョンではない特別なサービスを使うためだったり、色んなことを考慮してリージョン、アベイラビリティーゾーンを選択していく。
色んなやり方があるそうだが今回はシンプルに東京リージョンのみにサーバーをたてたいと思う。
■VPC
インターネット上で仮想のネットワーク環境を作るにはAWSのVPCを使う。
VPCはVirtual Private Cloudの略で仮想プライベートクラウドっていう意味だ。
VPCと呼ばれる領域を作ると自由なネットワーク環境を構築することができ、インターネットと繋げることでパブリックに利用できる。
■サブネット
VPCの中ではネットワークを分ける。
VPCでわけたネットワークをサブネットという。
サブネットの目的はインターネットと繋ぐネットワークと繋がらないネットワークを分けることでセキュリティを高めることができる。
インターネットと繋ぐ目的のサブネットをパブリックサブネット(公開ネット)、インターネットと繋がない目的のサブネットをプライベートサブネット(非公開ネット)という。
パブリックサブネットはインターネットと繋ぐサーバーを置き、プライベートサブネットには直接インターネットと繋がない(セキュリティ上保護したい)サーバーを置く。
今回は簡単なのをということでパブリックサブネットだけ置いて中のデータのバックアップ用としてS3(データを安全に保管できるサービス)を置く。
※本当はデータベースサーバーをプライベートサブネットに置いてデータベースをインターネットから隔離した状態が望ましい。
■インスタンス
各サブネットの中にはサーバーをたてる。
AWSではサーバーをEC2インスタンスという。
Amazon Elastic Compute Cloudを略してEC2という。
(※和訳すると伸縮性のあるコンピューター?('_'))
サーバーをたてることをインスタンスをたてるという。
インスタンスを作るときはCPUのスペックやディスク容量を決めることができる。
また途中でCPUのスペックやディスクは変えることもできるし設定によっては増やしたり減らしたりもできる。
※だから伸縮性のあるコンピューターっていうことなんだと思う。
サーバー(インスタンス)をたてたらいつも通り可能な範囲で好きなものをインストールしたり作ったりしてお好みのサーバーを作ることができる。
今回は実験のため、無料保証枠のt2.microというタイプのインスタンスを使う。
■ドメイン
また今回はドメインを使用したいのでDNSサービスを使う。
ドメインとは分かりやすいインターネット上の住所のことをいう。
実際はどこになんのサイトがあるのかを判別するにはIPアドレスというもので判別される。
IPアドレスは「000.00.00.00」のような数字で構成される文字列だが、数字だけでは覚えづらいため、IPアドレスをドメインに変換してWebサイトの場所を示す。
ドメインとはAmazonのサイトだったら
"amazon.co.jp"
楽天市場だったら
"rakuten.co.jp"
のようにドメイン名を入力しただけでサイトにアクセスすることができるが実際はドメインは「000.00.00.00」のようなIPアドレスに紐づけられてアクセスしている。
そのようにドメインを利用できるサービスをAWSではRoute53という。
ドメインはお名前.comなど格安でドメインを取得する外部サービスで取得すればあまりお金をかけずに済むが、取得するのに時間がかかるので今回は素直にAWSでドメインを取得しRoute53を利用する。
■バックアップ用ストレージ
バックアップ用ストレージとしてAWSのS3を使用する。
S3とはデータを格納・管理できるストレージサービスだ。ウェブサイトやアプリケーションなどのデータバックアップおよび復元、アーカイブ(安全に長期保存すること)などができる。
今回はバックアップ用ストレージとして利用する。
S3の特徴として
利用するストレージを自由にスケールアップ・ダウンできる。
99.999999999% の高いデータ耐久性がある。
料金が安い。
容量無制限。
などがある。
まとめ
みんなリポジトリさんみたいになっちゃった。
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