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インフラエンジニアの将来性から必要な知識

2021/04/20に公開

インフラエンジニアの将来性

インフラエンジニアの種類

① ネットワークエンジニア
車内をインターネットに繋げるためにネットワーク機器を設計・設置・監視しながらネットに接続するための導入から運用・保守までをカバーする業務。物理的な機材を導入するので費用も高額になることが多いわけ。
さらに業務拡大んい伴うネットワーク機器の増設やセキュリティ対策・故障などの障害対応などさまざまな知識が必要になる。

② サーバーサイドエンジニア
サーバー側のPC選定・設定・構築・運用・保守などを主な業務として場合によっては開発環境の構築やバッグエンド処理なども担当することもある。こちらの場合も、物理的なサーバーPCを導入することから初期費用が高額になることもある。

また、どちらの業務であっても障害などによる緊急対応があれば時間帯を問わず会社に訪問して復旧作業を行うのが一般的で、これにより不規則な仕事と言われてしまうこともある。

自社のIT基盤をクラウド化することによるメリットは、意外に高く中でも大きなポイントは以下の3つ

・全ての業務をwebから制御できる
・物理的な機器が不要なのでコストを抑えられる
・故障や生涯に強くリモートで対応も可能
・クラウド対応を考えたときに、一般的な選択肢としてはAmazonが提供する【AWS】やGoogleが提供する【GCP】が挙げられる。

どちらも普通のブラウザから全ての制御を行うことが可能で、サーバーマシンの選定や細かい設定なども自社でPCを用意するのとなんら変わりなく管理できるのが特徴。
またクラウドを利用することでネットワークエンジニアが行っていた物理的な機器の設置・構築・運用・保守などの大部分を除外することもできるだろう・
さらに、物理的な機器を持たないことで故障などによる障害も起きにくい。

クラウド環境を提供するAWS,GCPは大手IT企業ということもあり、機器の管理やセキュリティ対策においては莫大な費用をかけているので、普通の企業が自社で用意するよりも安心感があるとも言える。

インフラエンジニアの将来性から必要な知識6つ

〜AWSの知識〜
提供されているサービスが豊富で、サーバー用途の仮想マシンだけでなくストレージ・データベース・データ分析・AI・IoT・モバイル・ビッグデータ...など、ITサービスを展開するのに便利な機能を利用できる。

AWSを利用した主な活用法は以下の通り。
・webサービスやサービスのホスティング
・データのバッグアップ
・ビッグデータの分析・活用
・IoT開発・制御
・スマホアプリのデータ管理
・社内アプリなどのデータ管理

〜GCPの知識〜
Googleと言えば検索エンジンで有名ですが、他にもGメール・ドキュメント・YouTube・マップ…など億単位の利用者に安定したITサービスを提供している強みがあります。そのインフラをオンラインから手軽に利用できるのがGCPの大きな魅力。

GCPは基本的にAWSとほとんど同じことが実現できるが、どちらかといえば最新のAI&機械学習の活用であったりビッグデータの分析&活用などに向いていると言える。またかかる費用もGCPの方が安価になる。

GCPの特徴を活かした活用例は以下。

・顧客から問い合わせに対する自動対応
・ドキュメント分析による情報分析・抽出
・求人&求職のマッチング精度の向上
・顧客エンゲージメント&コンバージョン率UP
・分s系結果を元にアプリやサービスへ反映
・IoTデータの分析結果を機械学習に応用
・マーケティング精度を向上させる

GCPは条件を満たしていれば永年無料で利用できる仮想マシンを構築できるので、この特典を活かしてまずは個人的にさまざまな機能を試して見るのも良い勉強法になる。
また、ITインフラをあまり気にせずに、サーバー側のバッグエンド処理を無料で構築できるFirebaseというサービスも提供されている。こちらを活用することで、サーバーサイドの学習にもなるので大変便利。

GCPの基本的な知識や活用方法などを勉強できる【GCPUG】というイベントが定期的に全国で開催されているらしい。

・Dockerの知識

アプリやサービスを開発&提供するのに必要な環境を丸ごとコンテナと呼ばれる仮想マシンのような構造にすることで、どのようなOSや環境下であっても同じように動作させることができます。例えば、開発&テストの段階では問題なかったのに本番環境で稼働させた途端に動作しなくなった…という心配がなくなるわけです。

さらに、インフラを定義済みのDockerイメージはネット上で公開されており、それをインストールするだけでさまざまな環境を一瞬で構築できるようなエコシステムも広がっています。

Docker自体はシンプルな技術なので単体で利用するなら良いのですが、複数のDockerを連携させるような使い方はどちらかと言うと向いていません。そこで、最近はこのような複数のコンテナを簡単に制御できる【Kubernetes】というツールが注目を集めています。
これはAWS・GCPも採用しており、インフラエンジニアがクラウド対応するうえで今後必須となる技術でもあるので今のうちから学習しておくと良いでしょう。

ポイントは次の3点。
・インフラを丸ごとコンテナで管理する
・どのような環境下でも同じように動作する
・複数のコンテナはKubernetesで制御する
これらの内容を意識しながら学習を進めることで、さらなる技術向上を目指していきましょう。

・ローカル5Gの知識
ローカル5Gとは、5Gを限られたローカルな範囲で利用する技術です。将来的に期待が高まっている技術なので、ローカル5Gに関する知識やスキルを持ったインフラエンジニアにも高い需要が期待できると言えるでしょう。

IaCの知識
IaC(Infrastructure as Code)とは、インフラのプロビジョニングや構成などを再利用可能な形でコード化することです。IaCを利用できれば、インフラ周りの業務のコスト削減やリスクの抑制などにも繋がります。

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