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kaggle IMC2024 振り返り(雑)
初めに
- IMC2024というコンペに参加 Link
- 振り返りのためにどんな風に進めていたかなどを整理しておく。(ほぼメモ)
- 新たなジャンルのコンペに取り組み人の参考になるかも?
- 他の解法含めては別途
- 解法はコチラ Link
- なんだかんだ15位/1002(確定後13位/927)だった。もうちょい頑張れれば金だった。。。
前提
- 終了1.5か月前から参加
- image matching/Colmap、なにそれおいしいの?状態からスタート
- ほぼ2人で着手
基本的なチーム参加スタイル
- 初期からチームで参加
- 週2の定例で情報共有
- ソースコードは共有しない(どちらかにミスがあるかもしれないので。)
- 共通のonenoteでメモを取り、相手の検討も分かるようにしておく
進め方
序盤(開始~終了3週間前までの2週間くらい):
- 動き:
- 共通:チュートリアルお勉強
- おれ:IMC2023 6thの公開コードでベースライン組み立て
- 相方:IMC24のチュートリアルの理解をしながら、IMC2023の解法を組み込んでいく
- 序盤終了時の状態:
- この時点でIMC2024独自の課題(コンペのテーマ)は明確化
- 対称被写体の側面、ドローンとの繋ぎ合わせ、透明物体、遠い被写体
- 中盤の方向性:
- 課題への対処:明確化した課題に対して世の中の対策がどんなのか調査
- ベースのお勉強:Colmapの原理などを勉強
- この時点でIMC2024独自の課題(コンペのテーマ)は明確化
中盤(3週間前~1.5週前くらい):
- 動き:
- サーベイ:
- Image matching / colmapについての調査
- awsome系のまとめ探し。今回だとコレImage-Matching-Paper-List
- ふぁむたろさんのまとめなども読む
- Image matching / colmapについての調査
- 実験:
- 対称被写体、透明に絞って検討。
- 対称被写体:論文から対策を盛り込んでみるがうまくいかず、、、
- こういうの Link
- 透明被写体:基礎実験として真ん中切り出したら性能出る。(動的に切り出す検討は放置・・・)
- 対称被写体:論文から対策を盛り込んでみるがうまくいかず、、、
- IMC 2023の6位の手法にIMC2023の他の解法を組み合わせる。
- クロップ、AlikedLightGlueなど
- PixSfMやDetectorFreeSfMなど動かそうと頑張るができず、、、辛かった。
- 対称被写体、透明に絞って検討。
- サーベイ:
- 中盤終了時の状態:
- 世の中の動向、最新論文などは実行
- 小手先の実験ばかり行い時間を無駄に。&おれの若干モチベーション低下。
- 相方が継続して頑張っており持ち直す。
終盤:
- 動き:
- colmapパラメータ見直し:
- Colmapの基本的なパラメータに見直しが無いかを確認
- Single_camera化(カメラ内部パラメータ共通化)なども発見
- 実験の組み合わせパターン振り:
- 今までの実験の組み合わせを色々パターンを振ってくれた(相方)
- 銀の弾丸探し(ミスった動き):
- Denseな手法の精度が非常に高くそれを使いこなせないか試していた。
- が、Colmapとの繋ぎ込みが良く分からずタイムオーバー。
- ドローン映像への対処:
- Hieralcal SfMの論文を見て、後から画像追加をやろうと思ったけど時間切れ。
- 中途半端に時間を使う
- colmapパラメータ見直し:
振り返り
- 良かったところ
- IMC2024独自の課題把握まで迅速に行えたこと。
- ダメだったところ
- 課題着手の優先順位と粘り
- 透明物体がある程度の性能出て、対称物体や基本性能改善に着手していた点
- しっかりサーベイを行い、性能を出せる可能性を見極めるべきだった。(ゆめねこさんは論文を見つけていたので。)
- 対称物体への対処も小手先で諦めていたのも反省
- 課題着手の優先順位と粘り
- 次で意識するとこ
- 課題の優先度付け:
- kaggleという競技ということを踏まえ、コスパの良い検討アイテムを明確にして着手
- サーベイも終盤まで実施し続ける
- 複雑な実装から逃げない:
- Colmapへのdbの入力フォーマットなど、よくわからなくて逃げてた笑
- Colmapパラメータは最初にしっかり理解しておくべきだった
- アルゴリズムを組み込むのも結構面倒だったので楽な検討アイテムをやっていた
- 課題の優先度付け:
おわりに
- 課題の絞り込みと粘りを意識していく。
- 優勝したHMSの時はかなり1つの課題に粘ってたな。。
- LLM science examの時も粘りが足らなかったのを思い出しました。。。
- 自分用にChatGPTでデータセットを作ったが使いこなせず公開⇒それを使って3位くらいまで上がってる人がいた
- 相方には助けられた。良いチームワークできました。
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