🕌

FlutterFlowの実行環境切り替えについて

2023/08/20に公開

FlutterFlowにおける環境切り替えの設定と運用

はじめに

はじめまして。GenAiというスタートアップを運営しております菅原と申します。

FlutterFlowは非常に強力なローコード開発ツールとして知られており、柔軟に様々なタイプのアプリケーションを開発することができます。プロトタイピングツールとしての優秀さは言うまでもありませんが、本番環境での運用も十分に可能です。

ただし、本格的な開発を行う際には、開発環境とプロダクション環境の適切な分離が重要となります。本記事では、FlutterFlowにおける開発・テスト・ステージングなどの環境運用について詳しくご説明いたします。

環境切り替え機能の概要

FlutterFlow 5.0より、待望の環境切り替え機能が追加されました。2024年10月4日現在、この機能は以下の項目に対応しています:

  1. Firebaseプロジェクトの切り替え
  2. 環境変数の設定

今後、以下の機能の追加が予定されています:

  • Supabase対応
  • API設定の環境別管理

なお、環境変数を利用することで、API Urlの読み替えは実現可能です。

Firebaseにおける環境切り替えの設定手順

環境切り替えを実現するためには、以下の手順で設定を行います:

  1. 各環境(開発・テスト・本番等)に対応するFirebaseプロジェクトを作成
  2. 各環境ごとにFlutterFlowとFirebase間の連携設定を実施
  3. FlutterFlow上で環境切り替えの設定を行う

これにより、開発からテスト、本番環境まで、スムーズな移行が可能となります。

FlutterFlow環境切り替え設定画面

おわりに

FlutterFlowの4年に及ぶ進化の中で、環境切り替え機能の追加は大きなブレークスルーです。この機能により、より体系的で品質の高い開発プロセスの実現が可能となりました。

適切な環境管理のもと、高品質なアプリケーション開発を進めていきましょう。

開発支援・技術サポートのご案内

弊社GenAiでは、FlutterFlowを活用したアプリケーション開発に関する以下のサービスを提供しております:

  • 技術サポート
  • 設計支援
  • 開発請負
  • 保守運用

ローコード開発ならではの迅速な開発と、コスト効率の良い実装をご提供いたします。

要件定義から設計、実装、そして保守に至るまで、一貫したサポートをご用意しております。

お問い合わせ

ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

Discussion