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Azure ポータルから Log Analytics ワークスペースの テーブルごとに 保管期間・Basic/Archive を設定する

2022/05/24に公開

現時点でプレビューですが、Log Analytics ワークスペースの各テーブルにおける保管期間や Basic Logs 設定、 Archive Logs 設定が Azure ポータルからできるようになりました。従来は REST API や CLI が必要だったので、非常に便利です。

Basic Logs 設定方法

Log Analytics ワークスペースで [Tables(preview)] を開きます。


保存されているテーブルが表示されているので、右端の三点リーダーから [Manage table] を開きます。


Basic Logs にするためには Table plan で [Basic] を選択します。Basic Logs の場合、Interactive Retention が既定で 8 日間になります。

なお、Basic Logs にできるのは DCR ベースのカスタムログや AppTraces など、かなり限定的です。
https://docs.microsoft.com/en-us/azure/azure-monitor/logs/basic-logs-configure?tabs=api-1%2Cportal-1#which-tables-support-basic-logs


設定後はこのようになります。

保管期間・Archive Logs 設定方法

Log Analytics ワークスペースで [Tables(preview)] を開きます。


保存されているテーブルが表示されているので、右端の三点リーダーから [Manage table] を開きます。


保管期間をカスタマイズする場合は [Workspace settings] のチェックを外し、[Interactive retention] と [Total retention period] を選択します。Interactive retention が Analytics Logs として扱える(=通常のログ分析などできる)期間、Total retention period が保管期間になるため、(Total retention period) - (Interactive retention) が Archive 期間(=SERCH や Restore しないとログ分析できない)になります。

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