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組織開発とは

2022/05/15に公開
本記事の目的

・読了した書籍の知識の定着を図るためのアウトプット作業
・自らの経験などを生かした考察による情報発信

考察対象文献

図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ
坪谷邦生、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022

組織とは?

2018年に出版された「ティール組織」フレデリック・ラルー著はベストセラーとなっており、この書籍の中で新しい組織の形があり得ると、語られている。世の中が複雑になって事業が既存のやり方で通用しなくなり、組織に対して不満や不安を持っている人々が希望を求めた結果だというのだ。

世の中が複雑になりつつある中で、追い討ちをかけるようにコロナが流行したので、働き方が一変し、さらに複雑になっているだろう。ティール組織の課題であるメンバーが高い自主性を持たなければいけないという点において、各々仕事に対しての価値観が異なるのでその課題をクリアにするアプローチや採用は難化していくことだろう。
既存の日本人の価値観として、一つの会社で働き続けるというものがあり、転職についてあまり積極的ではないが、近年の転職サイトの増加や盛り上がりを見ると、組織の形が変化していく中で、そこに属する人間も変化するということが影響しているのではないだろうか。

組織開発の必要性

組織開発は、組織に属するメンバーが当事者として組織を成長させることが本来である。
所蔵メンバーが幸せで、組織の目的を達成でき、組織が絶えず学習し自ら成長に対して行動し続けることが組織開発の目的である。
組織開発の実践者は、日々との関わりを自ら実践していなければならない。それをベースに関係性に働きかけることが組織開発における働きかけの中で最も大切である。

組織に属するメンバーが自ら成長に対して行動し続けるには、個人の意識も大切であるが、年齢、環境が異なる中で組織が個人に対して適切な労働環境を提供しなければいけないと考えている。プライベートと仕事でそれぞれ別々の組織に属している訳だが、相互に作用しており切っても切り離せない関係である。組織がプライベートに配慮した仕組みを作れなければ個人が組織が成長するための個人の成長をし続けることは難しいだろう。リモートの働き方が増えた中で、従来とは別の問題が出てきていると聞くし、自身もそう考えている。パートナーとの関係の変化はメディアでも語られているが、健康面についての問題も月日が経過していくと如実に現れてくるだろう。組織はリモートにおけるメンバーの身体の管理もしなくてはいけなくなってくるのではないだろうか。プロサッカークラブにおいては、移籍の際にメディカルチェックをする訳だが、採用の際にメディカルチェックや自己管理ができているかなどの指標が組み込まれていくのだろうか...

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