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【SQL*Plus】表示の幅を広げたい

2025/01/05に公開

SQL*Plusで表示の幅を広げたい時に使用するコマンドのメモです。

SQL*Plusとは

Oracle DatabaseのSQLを実行するためのクライアントツールです。
データベースの起動や停止から、テーブル操作・データベースの構造設定・変更まで、様々なデータベースに関する処理を命令することが出来ます。

https://style.potepan.com/articles/25704.html?form=MG0AV3

SELECT文の結果の表示幅を広げたい

SET LINESIZEコマンド

SET LINESIZEは行の幅を広げるコマンドです。
例:行の幅を100文字に設定する場合

SQL*Plus
SET LINESIZE 100;

上記コマンドの実行でSELECT文の結果が100文字以内であれば折り返されずに表示されます。
必要に応じて文字数を調整できます。
SET LINESIZEコマンドの設定可能な最大文字数は、32767文字です。

行数を設定したい場合

行数を設定したい場合は、SET PAGESIZEコマンドで1ページ当たりの行数を設定することができます。
例:1ページに50行まで表示され、その後に改ページされます。

SQL*Plus
SET PAGESIZE 50;

カラムごとに表示幅を広げたい

COLUMNコマンド

COLUMNコマンドは、特定のカラムの表示幅を調整することができます。
例:SANKOUカラムの表示幅を50文字に設定する場合

SQL*Plus
COLUMN SANKOU FORMAT A50;

上記例では、SANKOUカラムの表示幅が50文字に設定され、他のカラムには影響を与えません。

特定のカラムの結果の表示幅を指定したい場合

カラムの結果が長い文字列で全てが表示できない際には、上記のCOLUMNコマンドに
さらに下記のコマンドを付け加えることで表示できました。

  • SET LONG
    SQL*Plusで表示される長い文字列の最大長を指定します。
  • SET LONGCHUNKSIZE
    長い文字列データをチャンク(塊)に分割して表示する際のチャンクサイズを指定します。

所感

直近で使用したコマンドのメモでした。
場面に応じて使用したものをここに追記していきます。

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