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【SQL*Plus】表示の幅を広げたい
SQL*Plusで表示の幅を広げたい時に使用するコマンドのメモです。
SQL*Plusとは
Oracle DatabaseのSQLを実行するためのクライアントツールです。
データベースの起動や停止から、テーブル操作・データベースの構造設定・変更まで、様々なデータベースに関する処理を命令することが出来ます。
SELECT文の結果の表示幅を広げたい
SET LINESIZEコマンド
SET LINESIZE
は行の幅を広げるコマンドです。
例:行の幅を100文字に設定する場合
SQL*Plus
SET LINESIZE 100;
上記コマンドの実行でSELECT文の結果が100文字以内であれば折り返されずに表示されます。
必要に応じて文字数を調整できます。
SET LINESIZE
コマンドの設定可能な最大文字数は、32767文字です。
行数を設定したい場合
行数を設定したい場合は、SET PAGESIZE
コマンドで1ページ当たりの行数を設定することができます。
例:1ページに50行まで表示され、その後に改ページされます。
SQL*Plus
SET PAGESIZE 50;
カラムごとに表示幅を広げたい
COLUMNコマンド
COLUMN
コマンドは、特定のカラムの表示幅を調整することができます。
例:SANKOUカラムの表示幅を50文字に設定する場合
SQL*Plus
COLUMN SANKOU FORMAT A50;
上記例では、SANKOUカラムの表示幅が50文字に設定され、他のカラムには影響を与えません。
特定のカラムの結果の表示幅を指定したい場合
カラムの結果が長い文字列で全てが表示できない際には、上記のCOLUMN
コマンドに
さらに下記のコマンドを付け加えることで表示できました。
-
SET LONG
SQL*Plusで表示される長い文字列の最大長を指定します。 -
SET LONGCHUNKSIZE
長い文字列データをチャンク(塊)に分割して表示する際のチャンクサイズを指定します。
所感
直近で使用したコマンドのメモでした。
場面に応じて使用したものをここに追記していきます。
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