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【VScode】ImageMagickの導入

2023/12/24に公開

VScodeにgit cloneしたアプリをrails sでブラウザに繋いだ際に、エラーが出てしまいその原因がImageMagickにあったため、今回はその導入の仕方について復習します。

前提

  • VScode導入済み
  • Dockerを使用したコンテナ内にクローンする場合

エラーの内容

git cloneしたアプリをrails sでブラウザに繋いだ際に、下記のようなエラーが出ました。

MiniMagick::Error in Users#show
Showing /workspaces/DWC-Ruby.ver/meshiterro/app/views/users/show.html.erb where line #4 raised:

You must have ImageMagick or GraphicsMagick installed

こちらのエラーは、ImageMagickがインストールされていないため発生するエラーとのこと。

AWSなどのクラウド環境を使用している場合は、環境構築時にImageMagickがインストールされていることが多いとのことで、今回は環境が違ったために発生したことが予想されます。

ImageMagickとは

ImageMagickは、画像を操作したり表示したりするためのソフトウェアです。GIF、JPEG、PNG、PDF、TIFFなど100種類以上の画像ファイルフォーマットに対応しており、プログラム上からの画像の変換・編集などに必要な多数の機能を備えています。

Railsでは

Rails等のWebアプリケーションフレームワークでは、ImageMagickを使用して画像のリサイズ、トリミング、形式変換、合成などの機能を実現することができます。ImageMagickは、RMagickというRubyのgemを使用してRailsアプリケーションで使用することができます。

ImageMagick導入手順

まずは以下のコマンドを実行してパッケージリストの更新をする必要があります。

$ sudo apt-get update

次に以下のコマンドを実行してImageMagickをインストールします。

$ sudo apt-get install imagemagick

解説

sudo apt-get updateコマンドを実行することで、パッケージリストが最新の状態に更新されます。そうすることで、sudo apt-get install imagemagickコマンドを実行する際に、インストールパッケージが利用可能な状態になります。

パッケージリストを更新すると、新しいパッケージが追加されたり、既存のパッケージがアップデートされたりします。そのため、インターネットに接続された状態でパッケージリストを更新することで、最新のパッケージ情報を取得できます。

パッケージリストとは

パッケージマネージャで利用されるソフトウェアの情報が一覧になったものです。

UbuntuやDebianなどのLinuxディストリビューションでは、パッケージマネージャによってソフトウェアのインストールやアップデートが行われます。

パッケージリストには、利用可能なソフトウェアパッケージの情報が含まれており、パッケージ名、バージョン、依存関係などの情報がリストアップされています。

失敗例

いきなりsudo apt-get install imagemagickコマンドを実行した場合は下記のようなエラーが出てしまいます。

Reading package lists... Done
Building dependency tree... Done
Reading state information... Done
E: Unable to locate package imagemagick

上記のエラー内容でE: Unable to locate package imagemagickと表示されている場合は、お使いの環境ではImageMagickが見つからないため、インストールできない状態ということをあらわしています。

参考

https://qiita.com/oak1331/items/81c7d925e25d0e6fa629
https://qiita.com/wann/items/99e6de5a8c0ba7b959e8

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