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【Java】命令実行の文

2023/12/18に公開

Javaの学習を始めて学んだ初歩的な命令実行の文をメモしておきます。

命令実行の文

命令実行の文はJavaが準備してくれているさまざまな命令を呼び出すための文です。

呼び出す命令の名前(引数);

カッコの中に記述するのは引数やパラメータと呼ばれるもので、その命令を呼び出すにあたって必要となる追加情報です。

命令実行の文「例」

画面に文字を表示する命令

画面に文字を表示する命令はSystem.out.printlnです。この命令を使うと、文字列や変数の値を画面に表示することができます。

System.out.println("Hello, World!");

上記は「Hello, World!」という文字列を画面に表示させた場合の記述となります。
また、「Hello」と「World」で分けた際に、改行せず連続して表示したい場合は「System.out.print」を使用します。

System.out.print("Hello");
System.out.print("World");

下記のように連続して表示されます。

HelloWorld

大きいほうの数値を代入する命令

大きいほうの数値を代入する命令はMath.maxです。この命令を使うと、与えられた引数の中で最大の値を返してくれます。その値を変数に代入することができます。
例えば、次のようなコードを書くことで、変数xと変数yの中から大きいほうの値を変数maxに代入することができます。

int x = 5;
int y = 8;
int max = Math.max(x, y);
System.out.println("大きいほうの数値は:" + max);

出力結果

大きいほうの数値は:8

文字列を整数に変換する命令

文字列を整数に変換する命令はInteger.parseIntです。この命令を使うことで、文字列を整数に変換することができます。
例えば、次のようなコードを書くことで、文字列"123"を整数型の値に変換して変数numに代入することができます。

String str = "123";
int num = Integer.parseInt(str);
System.out.println("変換された整数は:" + num);

出力結果

変換された整数は:123

乱数を生み出して代入する命令

乱数を生成して代入する命令はjava.util.Randomクラスを使います。具体的には、nextIntメソッドを使用して乱数を生成し、その結果を変数に代入します。

int r = new java.util.Random().nextInt();

上記の①の中に1以上の整数を指定してこの命令で呼び出すと、0以上かつ①で指定した数未満のランダムな数字がrに代入されます。
例えば次のようなコードを書いた場合、①に90を指定し、ランダムで年齢が出るようになります。

int r = new java.util.Random().nextInt(90);
System.out.println("あなたはたぶん、" + r + "歳ですね?");

出力結果

あなたはたぶん、11歳ですね?

こちらの出力結果は実行するたびに変わります。

キーボードから1行の命令を受け取る命令

キーボードから1行の命令を受け取る命令には、java.util.Scannerクラスを使用します。

キーボードから1行の文字列の入力を受け付ける

例:名前を入力する場合

String name = new java.util.Scanner(System.in).nextLine();
キーボードから1行の整数の入力を受け付ける

例:年齢を入力する場合

int age = new java.util.Scanner(System.in).nextInt();

上記記述で作成することで、プログラム実行がキーボードから入力を受け付ける命令にさしかかった際にJavaはユーザーからの入力を黙って待ち続けます。実行が止まったわけではないので、何らかの入力をすれば処理は続きます。

感想

今回はいくつかあるうちの一部を後で見返すように抜粋したものになります。これだけでも組み合わせ次第でいろいろ作れそうな感じがして楽しくなってきました笑
Javaを始めてからはメモのような記事ばかりですが、間違っていたりアドバイス等ありましたらお待ちしております👍

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