jQueryとは
カリキュラムに出てきたjQueryについて復習します。
jQueryとは
2006年に登場したJavaScriptライブラリで、JavaScriptの処理を簡単に扱えるようにしたプログラムです。
jQueryのメリット
1.ブラウザが違っても使える
ChromeならChromeのメソッドや記法があり、SafariならSafariのメソッドや記法があるように日本来はJavaScriptを実行する際は、それぞれのブラウザのエンジンが使われます。しかしjQueryはブラウザごとの違いを吸収してくれるので使用でき便利です。
2.HTMLのDOMの操作が簡単
jQueryはHTMLのDOMの操作が簡単です。
DOMとは
Document Object Modelの略で、Webページをプログラムから操作するためのAPIです。DONを使用することでJavaScriptなどのプログラミング言語からWebページの構造や内容を変更することができます。
DOM操作の例:
- テキストボックスの中身を取得したり、変更する
- 画面部品の表示をボタン一つで非表示にしたり、再表示させる
- CSSをユーザー操作に合わせて変更する
3.Ajaxの処理が簡単に記述できる
Ajaxとは、Asynchoronous JavaScript and XMLの略で、直訳すると、「非同期(で動作する)JavaScript」 となります。こちらについてまた別の機会に記事にて作成できればと思います。
jQueryは古い？
近年ではSPAの採用率が増えていることや、JavaScriptのフレームワーク（React.js、Angular、Vue.jsなど）の登場によりjQueryをしよう使用しない選択肢も増えているとのこと。
SPAとは
Single Page Applicationの略で、Webアプリケーションの一種。ページ遷移を行わずに、1つのHTMLページ内で動的コンテンツを更新することができる。
ただし、jQueryはまだ多くのWebサイトで使用されており最新バージョンもリリースされているため、古いブラウザ（InternetExplorer6/7/8等）で使用する以外はまだまだお世話になりそうです。
少し古い記事もありますが、下記の記事も参考にするとわかりやすいです。
Discussion