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【Java】繰り返し構文(while)

2023/12/22に公開

Javaのwhile文の特徴についてここにメモしておきます。

2種類のwhile文

while文

この形式のwhile文は、条件式がtrueの場合に処理を繰り返します。下記がwhile文の基本的な構造を示します。

 while (条件式) {
       // 条件式がtrueの間、繰り返し処理を行う内容(ブロック)
 }

この形式では、最初に条件式が評価され、評価がtrueの場合に処理が実行されます。
処理の実行後に再び条件式が評価され、評価がtrueの場合に処理が再度実行されます。
条件式がfalseになると、処理が終了し、while文の外に移動します。

do-while文

この形式のwhile文は、処理を1度実行した後に条件式を評価し、条件式がtrueの場合に処理を繰り返します。 下記がdo-while文の基本的な構造を示します。

  do {
       // 条件式がtrueの間、繰り返し処理を行う内容(ブロック)
   } while (条件式);

この形式では、まず最初に処理が実行されます。
処理の実行後に条件式が評価され、評価がtrueの場合に処理が再度実行されます。
条件式がfalseになるまで、処理を繰り返します。

whileとdo-whileの違い

  • while文は、ブロックを実行する前に条件判定を行うため(前置判定)、初めから条件式の判定結果がfalseだった場合は一度もブロックが実行されない。
  • do-while文はブロックを一度実行した後に条件判定を行うため(後置判定)、最低1回はブロックを実行します。

スッキリわかるJava入門第4版より

それぞれの活用シーン

while文

  • ループの実行前に条件をチェックする必要がある場合に使用されます。
  • ループの実行回数が不明な場合や、条件によってループの終了条件が変化する場合に適しています。
  • ループの最初から条件がfalseの場合、一度もループが実行されずに処理から抜けるため、ループが必ずしも実行されるとは限りません。
  • 例えば、要素数が不明なコレクションの要素を順に処理する場合などによく使われます。

do-while文

  • ループの最初に必ず1回だけ処理を実行したい場合に使用されます。
  • ループの終了条件が必ず1回は満たされることが保証されている場合に適しています。
  • 例えば、条件に関わらず最初にメニューを表示し、ユーザーの選択に応じてループを続ける場合などによく使われます。

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