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【CLI】基本的なコマンド

2024/01/07に公開

ここ最近、マウス操作に頼りっぱなしだったので、コマンド操作を覚えていくためによく使用されそうなものをメモしていこうと思います。

CLIとは

コマンドラインインターフェース(CLI)は、テキストベースのユーザーインターフェースで、ユーザーがコンピューターと対話するためにコマンドを使用する方法です。CLIは、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)とは対照的であり、テキストベースであるため、特定のコマンドを入力してプログラムやシステムを操作します。

GUIとは

GUI(グラフィカルユーザーインターフェース/Graphical User Interface)は、MacならFinder、Windowsならエクスプローラーなど様々なアプリケーションがGUIに該当します。
GUIではマウスを動かし、ボタンを押すなどで完結するため、操作性がよく扱いやすいです。

基本的なコマンドラインの概念

  1. ターミナル(コマンドプロント)
    コマンドラインを入力するためのプログラムです。Unix系のシステムでは「ターミナル」、Windowsでは「コマンドプロンプト」または「PowerShell」が該当します。
  2. コマンドの構文
    コマンドは通常、コマンド名(例: lsやcdなど)、オプション(-a, -lなど)、引数(コマンドが適用される対象や操作対象)から構成されます。
ターミナル
コマンド名 [オプション] [引数]
  1. オプションと引数
  • オプションは通常、コマンドに追加の機能や動作を指定します。例えば、ls -lは詳細なリスト表示をします。
  • 引数はコマンドに渡される追加の情報です。例えば、cp file1.txt directory/はfile1.txtをdirectory/にコピーします。
  1. タブ補完
    多くのCLIは、タブキーを使用してコマンドやファイル名を補完する機能を提供します。これにより、手動で入力する手間を減らすことができます。
  2. シェル
    コマンドの実行環境を提供するプログラムです。有名なUnix/Linuxのシェルにはbashやzshがあり、WindowsではCommand PromptやPowerShellがあります。

よく使用されるコマンド

Unix/Linuxコマンド

ファイルとディレクトリの操作
コマンド 内容
ls ファイルとディレクトリの一覧表示
cd カレントディレクトリの変更
mkdir ディレクトリの作成
cp ファイルやディレクトリのコピー
mv ファイルやディレクトリの移動や名前変更
rm ファイルの削除
テキスト操作
コマンド 内容
cat ファイルの内容表示
grep テキストの検索
echo テキストを表示
プロセス管理
コマンド 内容
ps プロセスの一覧表示
kill プロセスの終了
システム情報
コマンド 内容
uname システムの情報表示
df ディスク使用量の表示
top システムリソースの監視

Windowsコマンド

ファイルとディレクトリの操作
コマンド 内容
dir ファイルとディレクトリの一覧表示
cd カレントディレクトリの変更
mkdir(またはmd) ディレクトリの作成
copy ファイルやディレクトリのコピー
move ファイルやディレクトリの移動や名前変更
del(またはerase) ファイルの削除
テキスト操作
コマンド 内容
type ファイルの内容表示
find テキストの検索
プロセスの管理
コマンド 内容
tasklist プロセスの一覧表示
taskkill プロセスの終了
システム情報
コマンド 内容
systeminfo システムの詳細な情報表示

PowerShellコマンド (Windows)

PowerShellは、より高度なスクリプティングと自動化機能を提供します。

基本的なコマンド
コマンド 内容
Get-Command 利用可能なコマンドの一覧表示
Get-Help コマンドのヘルプ表示
Get-Process プロセスの一覧表示
Get-Service サービスの一覧表示
ファイルとディレクトリ操作
コマンド 内容
Get-ChildItem ファイルとディレクトリの一覧表示
New-Item ファイルやディレクトリの作成
Copy-Item ファイルやディレクトリのコピー
Move-Item ファイルやディレクトリの移動や名前変更
Remove-Item ファイルやディレクトリの削除

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